一昨年春より、学生の皆さんからの大学に対する意見を聞く目的で、「意見箱」を設置し、自由な意見を書いて投函いただいていました。そして、寄せられた意見に対しては、関係部署が丁寧に回答を作成し掲示公表していました。しかし、意見箱設置から一年半以上経過し、寄せられる意見も類似した内容のものが多くなってきたほか、口頭で伝達すればすぐに解決するような内容のものまで投函されるケースが増えてきました。このため、利用目的をより明確化させるために、従来の意見箱をリニューアルすることにいたしました。
2月2日からは、新しく「提案箱」と「感動箱」の2つを設置しています。設置場所も少し移動し、わかりやすい専用のコーナーといたしました。2つの箱を設置してから、まだ1週間ほどしか経っていませんが、すでに両方の箱に数件ずつの投函がありました。
○「提案箱」 大学内での問題や気づいたことを書くだけではなく、解決策・改善策を含めた、発展的・建設的な意見を書いて投函いただく箱としました。
○「感動箱」 学生の皆さんが学生生活を送る中で、誰かに対する感謝の気持ちや嬉しかったことなど、自由に書いて投函いただく箱としました。
大学にとって一番大切なのは学生です。学生たちが充実した学生生活を送れるよう、意見を聞きながら迅速に対応していきます。また、良い経験・感動した経験等は皆で共有することで学内に良い空気の流れを通していきます。
私も学生たちといつでも直接話ができるよう、学生の学長室への訪問には快く対応しています。たとえば、昨日は、「国家試験が近づいてきて不安だけどこれからどう過ごしたらいいでしょうか?」と相談に来た言語聴覚学専攻の女子学生、おとといは、「これから卒業研究の計画を立てるに当たって、わからないことがあるので教えて下さい」と聞きに来た理学療法学専攻の男子学生2人組など…
学生たちのモヤモヤは早めに解決させ長引かせないように、これからも、私そして大学は、適切な対応・援助ができるよう心がけていきます。