今日は、午後から雨が降り、風も強まるという天気予報、そして、この雨の後は北日本を中心に冬の嵐になりそうとのこと。昨日11月7日は立冬でしたが、今年はほぼ暦通りに冬が近づいてきているといった感じがします。荒天前の穏やかな今朝のひととき、大学近くの田んぼでは、たくさんの白鳥たちが落穂などをついばんでいる姿がとても愛らしく見えました。
本学大学院では、毎年この時期に、これから研究を始める大学院1年生の研究計画書・倫理審査申請書その他必要書類一式の審査を行っています。彼らにとっては、最初の大きな関門でもあります。今年度の審査書類の提出締め切りは11月11日になっています。
大学院研究科長でもある私のところには、すでに続々と提出書類が届いています。提出された書類の審査については、大学院所属教員全員で全コースの院生分を実施します。院生は書類提出前に指導教員のチェックを受け、印を押してもらうことが必要なので、かなり完成度の高いものが集まります。しかし、さらに多くの教員の目で審査を行うことで、より良く質の高い修士研究を実施していくことが可能になります。
審査を行う教員にとっては、短期間で多くの書類を熟読して審査結果を出さなければならないこともあり、大変な作業ではありますが、大切なステップでもあるのです。