今日7月25日は、公益財団法人文教協会と日本私立大学協会主催、文部科学省後援の第4回文教研修協議会が開催されたので参加してきました(写真)。私立大学協会に加盟している大学の学長をはじめとした、各大学の教育の充実や経営改善に関わる担当者が、スクワール麹町の会議室に約200名参集しました。会場の前にあった木々からは、新潟の蝉とは違う迫力ある鳴き声の蝉の大合唱が聞こえてきて、夏を強く感じました(新潟も先週金曜日に梅雨が明け、夏本番がはじまりました)。
行きの上越新幹線では、フジロック帰りと思われる、大きな荷物をかかえた、さまざまな国籍の若者たちが、越後湯沢駅から大量に乗り込んできて、一気に満席。私が座った3人掛けの席の残り2席にも、英語を話す外国人カップルが座り、彼らは東京まで終始、賑やかな会話をしたり高らかな笑い声をあげたりして、余韻を楽しんでいるようでした。
そして、今日のJR各駅では、ポケモンGOの配信開始や子供たちが夏休みに入った(本学の学生の夏休みは、少し遅く8月6日からです)影響からでしょう、歩きながらのスマホいじりについて注意喚起を行う放送がひっきりなしに流れていました。
さて、今日の研修協議会の目的は、「現在、大学改革が多岐にわたって進行しつつあること、さらには、私立大学を巡る経営環境が少子化の影響等を受けて厳しさを増してきていること、などから、正確で迅速な大学教育改革の情報を協議することで、教育研究の充実や経営改善につなげていく」ということでありました。
とりわけ今年度から平成33年度までの間は、「受験人口の減少、大学改革実行プラン、高大接続改革実行プラン、入学・収容定員抑制策、専門職業大学の設置など」、同時変革・混乱期に当たる、大変で大切な時期であるということ…この重要な時期のタイミングで学長を務めていることの責任の重大さを痛感せずにはいられませんでした。