新潟リハビリテーション大学
 
文部科学省全国学生調査(医学・歯学・薬学・保健)で全国トップの評価を獲得できた本学の教育の特色

文部科学省全国学生調査(医学・歯学・薬学・保健)で全国トップの評価を獲得できた本学の教育の特色

先の学長ブログhttps://nur.ac.jp/president_blog/diary/2182/で記載した通り、本学医療学部は、令和6年度文部科学省全国学生調査(医学・歯学・薬学・保健分野)で全国トップの評価結果となりました。具体的には、下記の通り、ランク付けの対象となった全24項目の設問のうち、全国1位が3項目、2位が2項目、3位が1項目ほか20位までの上位に合計13項目でランクインしました。

1位:Q14 将来の仕事につながるような知識・スキル・態度・価値観

1位:Q17 人に分かりやすく話す力

1位:Q27 大学の学びによって成長を実感している

2位:Q15 文献・資料を収集・分析する力

2位:Q22 幅広い知識、ものの見方

3位:Q24 卒業時までに身に付けるべき知識や能力を意識して学修している

6位:Q8  質疑応答など、教員等との意見交換の機会がある

7位:Q25 授業アンケート等の学生の意見を通じて大学教育が良くなっている

10位:Q6  課題等の提出物に適切なコメントが付されて返却される

10位:Q20 問題を見つけて解決方法を考える力

12位:Q21 他者と協働する力

17位:Q26 教職員が熱心に教育に取り組んでいる

19位:Q16 論理的に文章を書く力

学生が本学の教育を肯定的にとらえている背景について、本学の教育の特色から考えてみると次の通りになります。

まず、本学は学内での授業のみならず、1年次から地域に出して、さまざまな地域貢献ボランティア活動を行わせています(基礎ゼミの授業の一環として単位を付与するものもあります)。学外に出て地域に鍛え上げてもらう経験は学生を大きく成長させます。

たとえば村上・笹川流れ国際トライアスロン大会のスタッフとして選手のアイシングを行ったり、https://www.instagram.com/p/DPV4cHgEf2v/(大学インスタグラム)、地域の高齢者向けの転倒予防教室や認知症カフェ等にも学生をスタッフとして活用したりしています。https://nur.ac.jp/blog/region/4450/(大学ブログ) https://nur.ac.jp/blog/campaslife/5297/(大学ブログ)

また、臨床実習として、病院や施設等において、実際の臨床現場の経験を多くさせています(これは本学に限らず同分野の大学でも行っていますが、本学は臨床実習にかかわる時間を他学より多めに設定しています)。

さらには毎年、授業改善ミーティングをして、よりよい授業の在り方を学生と教員が対面で討論・協議しています。https://nur.ac.jp/blog/date/2025/09/05/(大学ブログ)

双方向型の授業と教員・友人とのコミュニケーションの取りやすさなど、少人数教育ならではの特色も満載です。

こういった取り組み等が総合して、学生自身の成長から、将来の職業につながる知識、スキルや意識の醸成にもつながっている、と考えられます。学生の満足度が向上するとともに、近年の本学の退学率は全国平均に比べて非常に低い値となっています(令和5年度の文部科学省調査による退学率全国平均2.17%に対し、令和6年度の本学医療学部の退学率0.54%、本学大学院の退学率0%)。

最後になりますが、学生の成長実感は非常に重要視されています。地域の皆さまにも協力をもらいながら、学生から評価してもらえる教育を引き続き行っていきます。