新潟リハビリテーション大学
 
大学基準協会学長セミナー

大学基準協会学長セミナー

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昨日(土曜日)、公益財団法人大学基準協会主催の「今、学長が成すべきことは何か —改めて大学改革を考える—」と題した学長セミナーが、東京ガーデンパレスで開催されました。週末で、しかも雪の予報が出された東京地方でしたが、会場は大勢の参加者で熱気にあふれていました。とてもインパクトのあるタイトルでしたので、私も期待して参加させていただきました。

大学基準協会は、大学等を対象とする機関別・専門分野別第三者認証評価機関の1つです。大学等の高等教育機関は2002年の改正学校教育法により、文部科学大臣の認証を受けた評価機関により7年以内の周期で評価を受けることが義務づけられました。本学は、平成19年度に大学院大学として開学し、その後平成22年度に学部を増設して大学となったのですが、最初の平成19年度から数えて7年目に当たる平成25年度に同協会の認証評価を受けました。そして、「大学基準に適合している」と認定をいただき、正会員として入会させていただきました。今回のセミナーは、正会員校の学長・副学長等を対象に開催されたものでした。フロアーの学長から発言のあったとおり、大学基準協会の会合は、国・公・私立の大学の垣根を取り払ってディスカッションできるという点で、貴重な会であります。

会では、今、各大学で重要な課題となっている「少子化対策」と「国際化への取り組み」(並びに「地域の活性化への貢献」)を軸に、台湾の大学の学長経験者、我が国の首都圏の有名大規模国立大学の学長、首都圏の有名大規模私立大学の学長の3人から、自大学での取り組み紹介がありました。地方小規模大学の本学とは事情が異なる面も多々ありましたが、基本的な考え方は大いに参考になりました。

さらに、講演後のパネルディスカッションの最後に、モデレーターが3人のパネリストに投げかけた質問の回答が、全員一致していたことが印象的でした。それは、「学長になって大変だと思うこと、大切にしていること、うれしかったことの3つを挙げてください」という質問に対する回答でした。大変だと思うことはさておき、大切にしていることは「学生」、うれしかったことは「学生の成果、活躍等」ということでしたが、私もまったく同感で、思わず深くうなずきました! 学長そして大学にとっては“学生”が何よりの“たからもの”なのです。