2019年12月20日(金)学術委員会主催の特別講演会が開催されました。
今回の講師は本学の2代目学長で今年令和元年春の叙勲にて瑞宝章中綬章を受章された野田忠先生です。
今回の特別講演会は、受章記念講演も兼ねて行われました。タイトルは『人生いろいろ』法律家を目指していたのにどうして歯科医になったのか?神奈川県出身なのにどうして新潟県で学長になったのか?などなど『人生いろいろ』あって、今の先生がいらっしゃるんだということを詳しくお話していただきました。
講演後には参加学生さん全員と記念撮影をしました。講演後のアンケートを読ませていただいたのですが、これほどの学生さんが自由記述欄にこんなにたくさんの感想を記入されたアンケートは初めて見ました。これから医療の世界へと向かって巣立っていく学生さんの心に響くものが大きかったようです。野田先生ありがとうございました。
先生のお話の中で『人生とても楽しいことがあった。だが、嫌なこと思い出したくないこともたくさんあった。嫌なことを嘆くより楽しいことを考えたほうがずっと良い』という言葉が心に残りました。つい、悪いことがあると「どうして?なんで?なぜわたしが?」などとくよくよ考えこんでしまいますが前向きに物事を捉える大切さを教えていただきました。
以下に、学生アンケートより自由記載の一部を掲載させていただきます。
◆先生はとても人生を楽しんでいて自分にはとてもまぶしく思えました。
◆色々な不本意な結果が起きても、それを吹き飛ばすようなお話でした。自分次第で自分の人生をいくらでも変えていけるのだと思いました。
◆もっと人生を楽しんでいきたいと思いました。
◆人との関わりの大切さを知ることができました。ありがとうございました。
◆運が良かった、恵まれていたと話されていましたが、そこに至ったのもご自身の努力や築き上げた人間関係ゆえのことだと思います。とても素晴らしいと思いました。
◆野田先生のように、歯科医になるつもりがなくても、いろいろな人生で、国から賞をもらえるなんてすごいと思ったし、自分もPTになるために入学した大学だけど、この4年間で、いろいろな経験をして、これからの人生に活かしていこうと思いました。これからも、かぜや病気などに気を付けて、健康でいてください。本日はありがとうございました。
学術委員会 大滝