6月のオープンキャンパスを開催しました!!

今年度2回目の『オープンキャンパス』を開催しました!!

多くの皆さんとにぎやかで楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ご参加頂きました参加者・保護者の皆様、ありがとうございました。
オープンキャンパスでは実技を主体に専攻体験を実施しました。今回は専攻体験内容を紹介します。

<理学療法学専攻>
理学療法学専攻では、機械を使用した治療法や日常生活動作をうまく行うための技術体験を実施しました。
日常生活動作の体験では起き上がり動作はうまくできたでしょうか。体を動かすコツをつかめばスムーズにできますよ(*^_^*)
物理療法では電気療法で筋肉が勝手に動いていることに驚いたり、温熱療法ではあったかくて気持ちいいなど話していました。
 
・物理療法学体験 電気療法風景                  ・日常生活動作体験  起き上がりのコツを伝授!!

   

<作業療法学専攻>  
作業療法学専攻では、革細工でコースターを作りを実施しました。革に柄のついた刻印(スタンピング)を打ち付けることで柄を付ける作業では皆さん熱心に取り組んでいましたね。様々な模様の入った綺麗な作品が完成していました!(^^)!その後は、キャンパスツアーを行いました。各教室の使用方法などを在学生がどのように使っているのか説明していました。
・革細工体験  自分の好きな柄の世界に一つだけのコースターを作ってみよう!!

  

<リハビリテーション心理学専攻>
リハビリテーション心理学専攻では、在学生による心理学の模擬講義を行いました。今回は『高校生必見!!受験に役に立つ勉強との心理学の関係性』を発表していました。記憶の種類などの専門用語は難しかったでしょうか(*_*)覚えるためのコツなどは今後の勉強に役立ててみてください。

・受験に役立つ心理学を学んでみよう!                 ・箱庭療法 心の中をのぞいてみよう!!

     

本学のオープンキャンパスは、7月、8月と開催します(^_^)/~
興味のある体験など、実際に触れてみてください。
皆様のご来場お待ちしておりまーす(*^_^*)

 

認知症サポーター養成講座「認知症って何?」

6月3日土曜日の午後から一般市民の方を対象とした講座、「認知症サポーター養成講座~認知症って何?~」が開催されました。

この講座は新潟県作業療法士会 村上支部キャラバンメイトの皆さんのご協力のもと、本学で実施されました。
今回40名の方を募集していましたが、当日は50名以上の方にご参加いただき、用意した会場は満席でした!!
会場に足を運んでくださったみなさま、ありがとうございました。

認知症を抱える人は年々増加傾向にあり、85歳以上の4人に1人は認知症であると言われています。認知症は誰でも何らかの形で関わることになるかもしれない脳の病気です。今回の講座は、身近に接する人が認知症になった時どう接すればいいのか、認知症を正しく理解した「認知症サポーター」を増やしていこう、といった目的で開催されました。 

講座の中では、本学の作業療法学専攻教員が認知症への理解を深めるための講話を行ないました。また新潟県作業療法士会村上支部キャラバンメイトの方達からは、認知症の人との接し方について、分かり易く面白い寸劇を披露していただき、参加者のみなさんは頷きながら、時には大きな声で笑いながら楽しんでいました。

   

また、認知症の人の気持ちになってみよう、ということで目をつぶって自分が認知症になった時のことを想像してみました。
最後には認知症予防の体操を教えていただき、参加者のみなさんには認知症への理解を深めながら、楽しんでいただけたと思います。

  

今回参加していただいた方からは、「他人事ではないと痛感しました」「大変参考になりました」「手探り状態でサポートしている中で少し気分が楽になりました」などといった感想をいただき、実際に認知症の人に関わっている方たちのお役に立てたのであれば幸いです。

この講座は、「認知症の理解について」「認知症サポーターとは」「認知症の人への接し方(寸劇)」「具体的な対応のまとめ」「認知症予防の体操」と2時間程度の講座でしたが、受講したみなさんには認知症サポーターの証、ブレスレット(オレンジリング)が配られました。
街でこのリングを身に付けている人を見かけたら、その人は認知症サポーターです!!

新潟リハビリテーション大学では地域の皆さんに向けた講座等をおこなっております。
開講については大学のホームページや市報、回覧等でお知らせしますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。

 

 

 

 

 

 

運動会のお手伝い~新潟県立村上特別支援学校~

527()に新潟県立村上特別支援学校で開催された運動会に,学生がボランティアとして参加しました.今回は参加した12年生の感想(一部抜粋)です.

  

・今回特別支援学校運動会に参加してみて感じた事は、生徒さんの笑顔が素晴らしかったことです。またサポートに回っている先生方の素早い動きに圧倒されました。

・私たちが何気なく生活していることが当たり前ではないと感じました。

・運動会では、子どもたちがとても楽しんでいて活気が感じられました。

・生徒達は一生懸命に競技に取り組み頑張っていました。様々な状況でも一生懸命に取り組む大切さを感じました。

・生徒ひとりひとりが本当に楽しそうにしていて,競技ひとつひとつに先生と生徒の頑張ってきた結果を見ることができました。

・他学年の先輩と協力して活動することができたため、とても貴重な体験になりました。

・最初は特別支援学校の運動会と聞いて身構えていたけど、実際行ってみたら健常者と何も変わらずに楽しそうにやっていて,見ている私も楽しい気持ちになりました。

・これから実習などで障がいのある子どもと接することもあると思うので、この体験を生かしていければと思いました。・自分の小中学生時代の運動会を思い出しました.先生方は生徒さんをたくさん誉めていて,また喜ぶ生徒さんを見て,できたこと,達成したことを誉めるということはとても大切だと思いました.

・応援席で生徒さんと一緒に応援しました。生徒さんが一生懸命競技をしている姿や楽しそうに応援している姿を見て、すごく感動しました。

・今回の体験で普段はなかなか接することのない障がいを持つ子供たちと接することができ、理学療法士になるための貴重な経験になりました。

地域では様々な人々が生活しています.私たち自らがその生活の場に赴き,一緒に活動したり関わったりすることで気づくこと,教わることがたくさんあります.今回の経験は,学生にとって新鮮なものであったと同時に,支援する側の責任を感じたのではないかと思います.

今後,学生の活動は大学ブログを初めとして新潟日報による企画「地ラボにいがた」でも随時取り上げますので,そちらもぜひご覧ください.これからも学生の活動をぜひ応援してください!

                        理学療法学専攻 粟生田博子