特別支援学校スポーツ大会にボランティアとして参加しました!

  

 912日に開催された新潟県特別支援学校スポーツ大会に,今年度も学生がボランティアとして参加させていただきました.
各会場,選手や応援の皆さんの歓声に包まれていました.

    

 以下は,今回ボランティアリーダーとして活躍した3年生の感想です.

 

・障害を持っている方の家族や支援者が明るく応援している姿を見て、とても感動しました。また、自分も名刺交換などで障害を持っている方と接してみると、とても明るく話してくれて、自分にはないものを持っていると感じました。この経験を活かして、実習では明るく、患者さんに良い印象を持ってもらうために頑張りたいと思います。とても良い勉強になりました。

 

・特別支援学校のサポートをやってみて、仕事がたくさんあり、大変でしたが選手の皆さんが快適に楽しく参加できるようにサポートしようと心がけて行いました。今回のサポートはこれから理学療法士になる上で人とのふれあいの面で勉強になりました。

 

・一生懸命に頑張る選手達を見て、自分ももっと頑張らなきゃ、と多くの刺激をもらいました。選手達もとても大きな舞台での競技は緊張していたようにも見えましたが、全員がベストを尽くして、良い結果を残せたと思います。

 

・今回2度目のスポーツ大会のサポートをやらせていただきました。1年生の時よりも緊張しなかったためよりしっかりと子供たちの活動を見ることができ、とても有意義な時間となりました。私は卓球のエリアを主に担当させてもらったのですが、特に印象に残った場面は、勝った子が負けてしまった対戦相手の子に対して「いい勝負だったよ。」と声をかけていてグッと来るものがありました。チームでの応援も大きな声で行っていて、とても元気な子たちだと思いました。

 

・特別支援学校のスポーツ大会は滅多に経験できることではないので、今回参加できてよかったです。

 

・今回のスポーツ大会では、陸上競技の手伝いを行いました。そこでは、走ることができなくても最後までやりきる生徒や、やる気満々の生徒、転んでしまっても立ち上がる生徒をみて、自然と頑張れと応援している自分がいました。障害を抱えていても一生懸命に頑張る姿をみて、自分も頑張ろうと思いました。

 

・ビッグスワンで陸上の手伝いをしました。子供達が少しでもいい記録を出そうと頑張っている姿に感動しました。大会に向け練習を積み重ねて努力してきた結果、いい記録が出たり、走りきれたりした子供達の笑顔や嬉しそうな顔を見て結果はどうあれ楽しんで競技に参加していることを感じることができました。悔しそうな顔をしている子供もいましたが、それも頑張って練習してきたからこそだと思います。そんな子供達の努力が集まった大会は素晴らしいものだと思い、同時にこのような大会が開催されることは子供達にとって、何かに向けて努力することの大切さを教えてくれるいいものだと感じました。

 

 今回のスポーツ大会を通して,スポーツが参加した全ての人に対してパワーを与えていることを実感しました.さらに,学生たちは,大学の中だけで学ぶのではなく,地域で生活する人々の活動を一緒に経験することで,その学ぶ力をさらに伸ばすことができます.この学生たちは11月に臨床実習を控えています.今回の様々な経験を活かして,少しでも自分の目指すセラピスト像に近づいてほしいと思います.

 

 

 

 

「からだの手入れ教室」が開かれ,本学教員が講師として参加しました!

9月7日(木)にパルパーク神林(神林総合体育館)で「からだの手入れ教室」が開催されました.本学の松林義人先生,木村和樹先生,粟生田博子先生の3名により,ミニ講義と簡単な体操指導が行われました.参加者は地域の高齢者の方々約60名でした.

 松林先生からは認知症予防について,木村先生からは糖尿病とロコモティブシンドロームについて,粟生田先生からは特に女性に多い骨粗鬆症についてのお話がありました.各先生のミニ講義では,笑いの中にも大切なポイントが折り込まれており,皆様熱心に聞いておられました.また体操は,自宅でもひとりで簡単にできる活動が紹介されました.

   

 参加した70代の女性は,「普段から身体について気になることがたくさんある.またこのような機会があるとありがたい.」と話していました.

 今回は,NPO法人希楽々主催の教室でしたので,普段から体育館で行われている体操教室などに参加されている方が多く来られていましたが,施設の方のお話では,「いつもより熱心に聞いていたり,動いていたりしています」とのことでした.

 本学では,教員が地域に出向いて様々な活動を行っています.これからもいろいろなことをお伝えしたいと思っています.本学教員の専門である「身体について」,「運動について」,「心について」など,お話しできる内容があると思います.

 本学「地域連携推進室」まで,どうぞお気軽にお問い合わせください.

陸上競技指導に参加しました!

 9月4日と6日の2日間,本学学生が,小学生に走り方やからだの使い方について指導しました.いつもは「学ぶ側」の学生が,「先生役」に挑戦です.

 以下,参加した学生の感想です.

 「小学生と普段接する機会がないので、今回の練習会は楽しく、有意義な時間でした。 
練習の中で、自分の持つイメージや技術を分かりやすく伝えるに苦戦しました。特に、走幅跳の助走などのやり易い方法や個人に合わせたアドバイスを、理解しやすく言葉にすることが大変でした。 
 短時間の練習でしたが、コミュニケーションをとる上で、いかに相手に分かりやすく伝えるかを実践的に学ぶことができました。」

 「今回の練習会では最近の小学生の運動不足を感じました。それと同時に、子どもたちが大会に参加することでスポーツの良さや楽しさを感じることができるいい機会になると思いました。」

 「私はいつも陸上をやる側ですが、この2日間は教える側の立場を経験させていただきました。やはり教える側はやる側のことも考えて練習を考えなければならないので大変でした。ですがその分とてもいい経験ができ、この練習会に参加して良かったなぁと思いました。」          

 「人前で話したり、陸上を教える機会はなかなかできることではないので、とてもよい経験ができたと思います。」
  

     

 人に何かを伝えたり,人と関わったりすることには,勇気が必要です.特に初めての環境で見知らぬ人とコミュニケーションを取ることに慣れている人は,はじめからいません.経験の積み重ねが必要です.

 一方で,今回のサポートは,現代の子どもたちのからだの動きを知る上でも重要な機会となりました.もっと遊んだり走ったり転んだり…様々な身体活動経験が大切です.

 そこで,本学では子どものからだについての調査を予定しています.これから地域の皆様からもご協力いただければ幸いです.