理学療法学専攻・作業療法学専攻2年生が肉眼解剖学実習を行いました

9月24日(火)、本学の理学療法学専攻および作業療法学専攻2年生が新潟大学医学部に赴き、肉眼解剖学実習を行いました。

 

この肉眼解剖学実習では、実際の御献体を通じて人体の構造を学ぶことのできる、学生にとって非常に貴重な機会となっています。「献体」とは医学部、歯学部における人体解剖学実習の教材として自分の遺体を無条件、無報酬で提供すること(にいがたしらぎくより抜粋)をいい、実習では学生たちは人体の構造だけでなく、医療従事者としての倫理観を養う場でもあります。今の医学、医療教育がこのような方々の基、支えられていることを忘れてはいけません。

 

以下に解剖学実習に参加した学生のコメントを抜粋します。

  • 今まで勉強した骨や筋肉だけではなく、靱帯や神経まで詳しく見学することができ、人間の身体についてもっと勉強したいと感じました。また今回の解剖学実習でご献体という形で未来の医療発展に協力してくださっている方がいると知り、今まで以上に勉学に励み、理学療法士として貢献できるようになりたいと考えました。
  • 今回解剖学実習に参加させていただき、教科書や資料でしか学ぶことができなかったことを実際に見て触れて学ぶことができ、とても理解が深まりました。今回の経験を今後の学習にも活かせるように頑張りたいと思いました。
  • 実際にご遺体を解剖することで知識として残ることが多く又、筋肉や神経の正しい位置を知ることで触診ではよりイメージしやすくなりました。

 

普段から教科書で学んでいる内容を今回の解剖学実習でより詳細に学ぶことができたようです。また、医療従事者として御献体いただいている方への感謝とともに、その倫理観についても学ぶことのできる機会であったことが伺えます。

 

今回の実習で学んだことを、これからの勉学に大いに活かしていただきたいと思います。

 

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新潟大学解剖学教室から「にいがたしらぎく」をいただきました。献体への様々な思いが記されています。

避難訓練を実施いたしました。

令和6年9月26日、本学にて避難訓練を実施いたしました。

地震発生時の対応と地震に伴う火災発生時の訓練を本学教職員と学生全員で行いました。教職員は事前に割り振られた役割に沿って対応し、学内にいた全員が素早く安全に避難することができました。

全員の避難が完了した後は、本学の学長からお話がありました。

実際の有事の際も冷静に判断できるように基本を守りつつ、万が一の事態にも対応できるよう今後も工夫して対策していきたいです。

本学教員が学会にて発表いたしました。

本学心理学専攻教員の姜 静愛(かん ちょんえ)先生が学会にて発表いたしました。

日本認知・行動療法学会第50回記念大会 自主シンポジウム「身体症状や慢性疾患に対する認知行動療法の効果を検証しよう:臨床試験への挑戦」指定討論

身体症状や慢性疾患に対する認知行動療法の臨床研究をなさっている,早稲田大学畑先生,自治医科大学石川先生,関西大学細越先生の発表に対して,臨床研究の進め方のコツや先生方の発表に関して指定討論者としてコメントしました。当日のシンポジウムでは,認知行動療法が身体症状にも有効であることへの驚きや,臨床研究実践のむずかしさと面白さについて先生方と熱くディスカッションしました。