本日、同じ村上市内にある村上南小学校の5年生が、総合学習で勉強している福祉についての体験学習に訪れました。
村上南小学校5年生が本学で体験学習をするのは、今年で3回目です。
地域連携担当の松林先生からお年寄りや身体の不自由な人を例に、実際に体験する内容を教えてもらいました。
今回体験した内容は・・・
・車イス体験 ペアになって学内を車イスで移動し、体育館では一人で車イスに乗って複雑な動きを体験しました。
初めて乗る車イスに少し苦戦しながら、でも楽しそうに操作していました。
・高齢者体験 高齢者体験キットを装着して、階段を上がり、自動販売機でジュースを買うという動作をしました。
キットを装着することによって関節は曲がりにくくなり、また足や腕に付けたおもりで身体の動きが鈍くなります。
また、視野を見えにくくするゴーグルを付けた子供たちからは「よく見えない!!」と驚きの声が聞こえました。
・聴こえの体験 年を取ると耳の聞こえが悪くなり、高い音から聴こえなくなるそうです。
そこでどのくらい高い音が聞こえるのかを体験しました。また聞こえが悪くなるとどんな風に聴こえるのか、またそんな
お年寄りにはどんな風に接してあげればいいかを教えてもらいました。
最後の質問タイムには、「車イスの値段は?」「お年寄りとコミュニケーションを取る上で心がけていることは?」など、いろいろな体験をして疑問に思ったことを質問していました。今後学習する福祉の勉強に今日の体験が役立つといいですね。
井