作業療法学専攻 講義紹介 

4月27日(木)作業療法学専攻3年生による発表形式の講義が行われました。

今回は「発達障害領域の作業療法を支える知識の統合」についてのポスター発表です。
学生達で理解した内容をポスターや資料等にまとめ発表しており、発表時間は7分間で行われました。
その後、各自投票を行い優秀デザイン賞・特別賞の2つの賞を決めるそうです。

発表資料は約1週間で制作し、当日の発表では資料等の配布物・ポスターをもとに説明していました。全体的に少ない時間の中での制作でしたが、情報の整理もできており、分かりやすい発表の印象を受けました。今回の発表に達成感を感じた人、感じることができなかった人それぞれいるようです。達成感を感じることができなかった人は「次に頑張ろう」と思うだけではなく、自分がなぜできなかったかの理由もしっかり考えてほしいと思います。発表では何を伝えたいかなどを整理し、考えることで今後の発表に繋がると思います。

 

 

 

将来、作業療法士・理学療法士として働くには研究が必要になってきます。
今回の講義では将来を想定し、研究した内容をまとめ、発表を体験することで、今後の先取りをすることが出来ましたね。
学生時代にテンプレート等を作ることで、そのデータをもとに研究等で工夫する点や注意する点などが将来の発表に活用できると思います。今回の発表では、自分たちの調べたことを伝える難しさを知ったのではないでしょうか。今まで学んできた知識を組み立てたり活用したりすることで、一人ひとりが専門的な考え方に変わってくると思います。

 

 

今回の授業を担当した田中善信先生の話では、「発表を通じてマニュアルから情報を組みとる技術・相手に分かりやすく伝える技術を学んで行ってほしい」と話していました。発表に慣れていない学生も多々いたので、そこの改善が今後の目標になってくると思います。実践的な体験を講義で行い質問や意見等、聞いて今度の改善点も見えてくるとも話していました。
今後の講義では撮影等を行い、デバイスを使った講義内容にしていきたいそうです。