先週9月7日~11日の1週間、新潟医療福祉大学主催の連携総合ゼミが行われました。これは新潟医療福祉大学の他に医療に関係する県内の大学・大学院4校とフィリピンの大学2校による事例中心型の多職種連携を目的としたゼミナールです。我が大学からもPT学生5名、ST学生3名の計7名の4年生が参加しました。9月11日(金)はその成果発表会があったのでその様子を見に行って参りました。
それぞれのグループは各々の事例を自分たちが学んでいる専門分野の知識や意見を出し合いながら時間をかけて支援策を検討しました。発表会では対象者や家族、そして地域の生活を想定してADLやQOLの向上などを目指した苦労の跡が伺えました。
また、参加した学生は「普段別の大学の学生とグループワークをするチャンスなどないので、ディスカッションに慣れない私は、相手を尊重した意見のやり取りの方法など、事例検討以外にも勉強になる部分が多く大変有意義でよい勉強になった。」と感想を述べていました。
最後に新潟医療福祉大学学長山本正治先生より、修了書が各学生に渡され無事にみんな終えることが出来ました。みんなの明るい表情を見ていると終わったことの安堵感や充実した1週間を感じさせるとても良い表情でした。
私自身も大学教育の自由な部分と面白さを兼ね備えたこのようなゼミナールにもっと多くの学生が参加できるといいなと思いました。また学生自身もほかの大学の学生と話し合いなどをする中で、視野も広がり成長できたのではないかと思います。
みなさんお疲れ様でした。
言語聴覚学専攻 藤間紀明