4月12日、大学生として初めての講義を前日に体験したばかりの初々しい新入生が集まりました。
早速、あいさつについて教員からの苦言がありました。「大学内で会う人は、全員君たちの先輩か先生」という言葉、新入生は神妙な面持ちで聞いていました。
専門学校時代の先輩たちは、何よりもあいさつができる事がそれぞれの職場で好評なのだと伝え聞きます。実際、教職員も学生同士も全員顔が分かるくらいのコンパクトな規模、お互い気持ちよく、あいさつができる環境を先輩たちから引き継いで欲しいですね。
教員の話の後、「科目担当学生」を決めました。
各教科の担当になると、半期の間、その講義前後の準備や片付けを手伝ったり、教員との連絡係をしたりします。彼らの活躍のおかげで、教員も気持ちよく、スムーズに講義に入ることができます。
担当教官と仲良くなれるというメリットがありますが、「自分たちと先生で講義をともに作る」という意識が芽生えてくれればなあ、と期待しています。講義は大学の一番の宝物であり、それを磨いて光らせていくのは、他でもない、そこに参加している学生と教員ですから。
頑張れ! 1年生!
言語聴覚学専攻教員 和田有子