「連携総合ゼミ」(新潟医療福祉大学主催)に参加してきました。

95日~9日までの5日間、毎年恒例の多職種連携のチーム医療を学ぶ夏季集中型のゼミ活動「連携総合ゼミ」が行われました。今年は新潟医療福祉大学の他、新潟薬科大学、日本歯科大学短期大学部、フィリピンのアンヘルス大学、セントトーマス大学、台湾の陽明大学の学生が参加しました。各グループに分かれ各々の事例について患者中心型支援プログラムを作成しました。最終日には全員が集まって発表会をし、海外から参加の学生による英語の発表もあり、大いに盛り上がりました。本学からも理学療法学専攻の学生2名が参加し、多職連携の重要性を体感し有意義な時間をすごしました 。      (PT教員 押木利英子)

2016%e3%80%80%e2%91%a0
連携ゼミ活動(支援策作成)

DSC_1762
緊張の成果発表会

この連携総合ゼミを通して、医療人を目指す一人の人間として、他学科の学生とお互いの専門性や志向性を考慮しながら連携・協働することで得られる新しい発見や気づきを沢山掴むことができました。医療に携わる他職種のあらゆる視点からの意見には、それぞれの味や色、そして奥深さがあり、他職種連携の魅力を肌で感じることができました。また、このような環境の中で学べた経験は、今後の活動への何よりの刺激となりました。  近藤和加奈(理学療法専攻 3年)

DSC_1775
医福大学長から修了証授与

2016%e3%80%80%e2%91%a1
終了後の開放感の笑顔

今回、連携総合ゼミに参加する機会を経て、改めてチームの連携の大切さを学ばせていただきました。自分の専門外であるからこそ見えるものや、素朴な疑問、また自分を含む5人が良い意味で言いたいこと、思ったことを言い合える環境が作れたことで、今まで目を向けなかったことや、知り得なかったことを学びました。
5日間といった短い期間でしたが、各職種の専門性を互いに尊重し合えたことで、仲間との絆が深まりました。
鈴木末翔(理学療法学専攻 4年)

ーいきいき県民カレッジー 『機織りに挑戦!』 最終回

 本日、本学において『いきいき県民カレッジ』講座のひとつ『機織り教室』が開催されました。
今回で第4回を迎え、無事作品完成させることが出来ました。
完成作品は『マフラー』です。

最終日は『仕上げ』ということで針を使用し、編み目の隙間を整える作業を行いました。
みなさんとても熱心で集合時間前に集まり作業していました。作業中には笑顔あふれる時間を過ごしていて、写真からも分かるように楽しい時間を過ごしていたと思います。

 

IMG_9496  IMG_9468

みなさん自身で作品を作ってみていかがでしたでしょうか?
物を作ったり、細かな作業は脳を鍛えられるだけでなく生きがいを見つけるチャンスになると思います。
今回の参加者の中には「昨年の講座(陶芸教室)が楽しかったのでまた参加しました」という方もいて、来年の講座開催をとても楽しみにしていただいているようでした。

最後に
チャレンジすることは若さの秘訣でもあります。何事もやる前から否定しては何も始まりません。積極的に取り組むことに意味があるのです。作業療法学専攻教員 栗原 トヨ子

新潟県立東新潟特別支援学校での交流会を終えて

新潟県立東新潟特別支援学校にて,高校を卒業し新たな道を歩む高校3年生の皆さんと私たち理学療法士を目指す学生との交流会が行われました.今回の交流会は,理学療法士を目指す学生がどのような気持ちで患者様や障がいを抱えている方々と接しているかを生徒の皆さんに理解してもらうこと,また生徒の皆さんが私たちの話を聞くことで自分たちに何ができるか考える,という目的のもと実施されました.

交流会はとても有意義なものとなりました.今回の交流会では生徒の皆さんと話をしていく中で,障がい者と健常者の間には少なからず「壁」があるように感じました.しかし,この交流会でその「壁」が少し取り除かれたのではないでしょうか.生徒の皆さんは本気で私たちに向き合って,そして私たちも生徒の皆さんと本気で向き合いました.障がい者の方々だけ,私たちだけではなく,お互いがお互いを思いやることで歩み寄ることができたと感じました.私はこの成果をこの交流会だけにするのではなく,これからも続けて一緒に頑張っていきたいと思います.

P1200079.jpeg