本学教員が学会にて発表いたしました。

本学心理学専攻教員の姜 静愛(かん ちょんえ)先生が学会にて発表いたしました。

日本認知・行動療法学会第50回記念大会 自主シンポジウム「身体症状や慢性疾患に対する認知行動療法の効果を検証しよう:臨床試験への挑戦」指定討論

身体症状や慢性疾患に対する認知行動療法の臨床研究をなさっている,早稲田大学畑先生,自治医科大学石川先生,関西大学細越先生の発表に対して,臨床研究の進め方のコツや先生方の発表に関して指定討論者としてコメントしました。当日のシンポジウムでは,認知行動療法が身体症状にも有効であることへの驚きや,臨床研究実践のむずかしさと面白さについて先生方と熱くディスカッションしました。

【作業療法学専攻】見学実習報告会を行いました!

作業療法学専攻の2年生が、病院での見学実習を終え、実習の報告会を行いました。

 

各生徒が病院実習での気づきや課題などを発表しました✨

 

それぞれの発表についての質問や意見交換も活発に行われていました✋

 

現場での実習を通して、積極的に学びを深めている様子が見られました◎

病院実習&報告会お疲れさまでした!✨

 

【研究活動】第31回日本腰痛学会参加-理学療法学専攻 北村拓也

 本学の理学療法学専攻講師の北村先生が日本腰痛学会に参加してきました.学会の様子などを北村先生へインタビューします.

演題発表の様子演題発表の様子

Q.どんな学会に参加してきたんですか

A.「日本腰痛学会」という整形外科医の先生方を中心に構成された,腰痛を科学する我が国の主要学会の中で最も権威ある学会の一つです.本学会に会員として登録されている理学療法士は38名と非常に少なく,評議員の先生お二人からの推薦状がないと入会することができず,入会するだけでも非常にハードルの高い学会です.私は第23回から参加し,第27回からは会員として参加しています.近年は理学療法関連のセッションも設けられ,数年前の整形外科関連の学会ではまず考えられなかったことが起きてきています.そのような変遷の中で医師の先生方に向けて毎年発表させていただいています.

 

Q.なぜ今回の学会に参加しようと思ったのですか

A.毎年参加しており,継続発表に大きな意義があり,また仲間との交流のためです.
上記にもある通り,毎年参加させていただいている中で,認知してくださる医師の方や理学療法士の方々と顔を合わせることはとても大切な活動となっています.そこで新たな出会いや新たなアイデアの創出が今の自分を作っています. ちなみに,今回は私のゼミを卒業した増田泰輔先生(2020年度卒.「アレックス脊椎クリニック」所属)も立派に発表しており,その成長を間近でみることができたことに特別な感動を覚えました.

北村ゼミ卒業生の増田泰輔先生(2020年度卒,アレックス脊椎クリニック所属) ※大学時代のGPAは決して高くありませんでしたが,非常に努力的で向上心の高い彼でした.3年目での本学会での発表は“お見事”としか表現できません.

北村ゼミ卒業生の増田泰輔先生(2020年度卒,アレックス脊椎クリニック所属)
※大学時代のGPAは決して高くありませんでしたが,非常に努力的で向上心の高い彼でした.3年目での本学会での発表は“お見事”としか表現できません.

Q.学会参加をして一言お願いします

A.今回は主題(学会長肝入りで設定された学会のメインとも言えるテーマセッション)の一つである「慢性腰痛に対する理学療法」で「成人脊柱変形患者に対する教育を加えた運動療法の短・中期効果」というテーマで発表してきました.初日の最初のセッションで非常に多くの先生方が会場に集まっており,非常に注目度の高いセッションであったと思います.普段の臨床活動中にデータを取り,自身が行なっている臨床に対して科学的に検証する.その一端をこうして発表し,評価が得られるというのは非常に有意義でとても重要な活動だと思います.次回は千葉開催です.大役をいただく話もあり,さらにブラッシュアップした研究内容を発表するためにも論文化した上で再び準備していきたいと思います.

全国から集まった腰痛理学療法を牽引していく若手PTたち(多施設前向き共同研究の各施設代表メンバー.所属は北海道,福島,群馬,千葉,新潟,広島)

全国から集まった腰痛理学療法を牽引していく若手PTたち(多施設前向き共同研究の各施設代表メンバー.所属は北海道,福島,群馬,千葉,新潟,広島)

Q.余談:学会会場の徳島はどうでしたか

A.初めての徳島でした.天候は晴天に恵まれましたが,想像以上に寒く,冬の徳島を堪能できました.徳島ラーメン,阿波お鳥,阿波牛,どれも美味しかったです.