NiFAパラサッカーフェスティバル参加報告

10月1日(日)に長岡ニュータウン運動公園でNiFAパラサッカーフェスティバルが開催されました.本学からは4名の学生が運営サポートに参加しました.快晴の下,ブラインドサッカーに挑戦したり,障がい者サッカーチームの皆さんと一緒にゲームを楽しみました.以下,参加学生のコメントです.

    

・ブラインドサッカーを実際に経験して、視界を奪われた状態でプレーすることがとても難しくて、うまくプレーできるようになるまでには相当な努力が必要だなと思いました。また、ルールやピッチの作り方など工夫もしてあって、とても興味を持ちました。今回、とてもいい経験になりました。

・今回は、主に障害のある方と一緒にサッカーのレッスンの見学とゲームを行いました。サッカーのレッスンでは、サッカーを楽しむことに重点を置いて練習しているように感じました。障害の大きい、小さいに関わらず、みんなで楽しくサッカーをしているのが印象的でした。ブラインドサッカーでは、少ししか体験していませんが、自分が思っていたよりも難しく、目が見えないまま歩くだけでも怖くて、ボールをドリブルしながら進むのはとても難しかったです。実際のブラインドサッカーの試合を見たことがないので見てみたいと思いました。
障害のある方でもスポーツを楽しむことができるのは、生きがいにも繋がると思うので、障害者スポーツがもっと広まればいいなと思います。

・練習メニューでは遊びを取り入れた練習から実践に結びつけていく工夫があって,とても勉強になりました。参加した選手達も,障がいを感じさせないほどに楽しんでいて良かったです。
ハンディキャップがあってもサッカーが出来ることを、障がいのある方だけでなく一般の方にも知って頂き、パラサッカーが盛り上がっていって欲しいです。

・初めてブラインドサッカーを自分自身体験し、相当難しいことを知りました。視界が遮られると恐怖心が生まれ、歩くことにさえ恐怖を覚えました。ブラインドサッカーの選手からプレーを見せていただいたのですが、目が見えているかのようにドリブルやシュートをしていて感覚が研ぎ澄まされているのかなと思いました。また、体験に来てくれた人たちにもブラインドサッカーの難しさを伝えることができたので良かったかなと思います。

障がい者サッカーは様々な障がいに対応できるよう種別が分かれています.今回,学生はブラインド(視覚障がい)サッカーと脳性麻痺,精神障がいの3種別を経験しました.それぞれの障がいに応じて工夫がなされていること,一方,障がいの有無に関わらずボールひとつでサッカーを一緒に楽しめることを経験させていただきました.

このような小さな経験から,本学学生が様々な障がいを捉え,一緒に楽しむ地域づくりに貢献・発展できればと考えます.学生たちの挑戦に,これからもご声援をお願いいたします.

 

大学でお茶しましょ!『リハ大オレンジカフェ』

9月16日(土)に、本学の食堂にて『リハ大オレンジカフェ』を開催いたしました。

『リハ大オレンジカフェ』とは、認知症の方、ご家族の方、認知症に興味のある方が気軽に寄れるスペースとして、
認知症の方の居場所や、情報交換、相談の場として利用できるように、本学の作業療法学専攻が中心となりはじめました。

以下は、今回の『リハ大オレンジカフェ』に参加した学生の感想です。

・今回初めてオレンジカフェのボランティアに参加して、とても楽しかったです。地元から離れて生活していると、高齢者と話す機会が少なくなるので、高齢者と楽しい時間をすごすことができてよかったです。また、エコクラフトを一緒にすることができてとても楽しかったです。

・実習にいくための準備としてはじめて関わる人達もいるので少しでも経験になると思った。

・来てくださった高齢者、みなさん元気がよくて高齢者のみなさんの元気を分けてもらえた。

・参加者の方と一緒にエコクラフトを作ることができとてもいい経験でした。また、作品を作るだけでなく、会話しながら作ることができて楽しかった。

・地域の方と関わる機会はほとんどないので、今回オレンジカフェに参加し地域の方と交流できてとても良い経験になりました。

次回の開催は、10月14日(土)です。ぜひ、ご興味がありましたらお気軽にご参加ください。

特別支援学校スポーツ大会にボランティアとして参加しました!

  

 912日に開催された新潟県特別支援学校スポーツ大会に,今年度も学生がボランティアとして参加させていただきました.
各会場,選手や応援の皆さんの歓声に包まれていました.

    

 以下は,今回ボランティアリーダーとして活躍した3年生の感想です.

 

・障害を持っている方の家族や支援者が明るく応援している姿を見て、とても感動しました。また、自分も名刺交換などで障害を持っている方と接してみると、とても明るく話してくれて、自分にはないものを持っていると感じました。この経験を活かして、実習では明るく、患者さんに良い印象を持ってもらうために頑張りたいと思います。とても良い勉強になりました。

 

・特別支援学校のサポートをやってみて、仕事がたくさんあり、大変でしたが選手の皆さんが快適に楽しく参加できるようにサポートしようと心がけて行いました。今回のサポートはこれから理学療法士になる上で人とのふれあいの面で勉強になりました。

 

・一生懸命に頑張る選手達を見て、自分ももっと頑張らなきゃ、と多くの刺激をもらいました。選手達もとても大きな舞台での競技は緊張していたようにも見えましたが、全員がベストを尽くして、良い結果を残せたと思います。

 

・今回2度目のスポーツ大会のサポートをやらせていただきました。1年生の時よりも緊張しなかったためよりしっかりと子供たちの活動を見ることができ、とても有意義な時間となりました。私は卓球のエリアを主に担当させてもらったのですが、特に印象に残った場面は、勝った子が負けてしまった対戦相手の子に対して「いい勝負だったよ。」と声をかけていてグッと来るものがありました。チームでの応援も大きな声で行っていて、とても元気な子たちだと思いました。

 

・特別支援学校のスポーツ大会は滅多に経験できることではないので、今回参加できてよかったです。

 

・今回のスポーツ大会では、陸上競技の手伝いを行いました。そこでは、走ることができなくても最後までやりきる生徒や、やる気満々の生徒、転んでしまっても立ち上がる生徒をみて、自然と頑張れと応援している自分がいました。障害を抱えていても一生懸命に頑張る姿をみて、自分も頑張ろうと思いました。

 

・ビッグスワンで陸上の手伝いをしました。子供達が少しでもいい記録を出そうと頑張っている姿に感動しました。大会に向け練習を積み重ねて努力してきた結果、いい記録が出たり、走りきれたりした子供達の笑顔や嬉しそうな顔を見て結果はどうあれ楽しんで競技に参加していることを感じることができました。悔しそうな顔をしている子供もいましたが、それも頑張って練習してきたからこそだと思います。そんな子供達の努力が集まった大会は素晴らしいものだと思い、同時にこのような大会が開催されることは子供達にとって、何かに向けて努力することの大切さを教えてくれるいいものだと感じました。

 

 今回のスポーツ大会を通して,スポーツが参加した全ての人に対してパワーを与えていることを実感しました.さらに,学生たちは,大学の中だけで学ぶのではなく,地域で生活する人々の活動を一緒に経験することで,その学ぶ力をさらに伸ばすことができます.この学生たちは11月に臨床実習を控えています.今回の様々な経験を活かして,少しでも自分の目指すセラピスト像に近づいてほしいと思います.