臨床実習指導者会議が開催されました

本日は、4月から臨床実習でお世話になる施設の方々にお越しいただき「臨床実習指導者会議」が行われました。
対象は理学療法学専攻と作業療法学専攻の新4年生です。

実習指導者の中には本学や前身の専門学校時代の卒業生も多く、社会人として立派に成長した卒業生の姿には、感慨深いものがあります。
そして卒業生も学生と面談をして、数年前の学生時代を思い出しているかもしれません。

いつもは賑やかに過ごしている学生達も、緊張した面持ちで指導者の話を真剣に聞いていました。

4月からの実習に向けて、有意義な春休みを過ごしてもらいたいと思います。
卒業生の皆さん、また立派になった姿を私達に見せてくださいね!!

参加してくださった実習指導者の皆様、本日はありがとうございました。

井上

 

 

「コスメティックセラピー」で男性も美しく?!

先週末、リハビリテーション心理学専攻の講義「コスメティックセラピー」で、女子学生は「就活メイク」を、男子学生は「ネイルケア」を体験しました。初めは戸惑いの表情を見せる男子学生でしたが、黒いネイルを施した学生からは「これ、悪役っぽくない?」との感想が聞かれました。

黒色のイメージには、一般的に「強さ」「カッコよさ」「悪」「暗い」などがあります。
また「高級」「神秘」「自信」といったポジティブなイメージから、「孤独」「恐怖」「絶望」といったネガティブイメージまで様々あります。両面あるということですね。
それらのイメージを使って自己演出をすることができます。普段着ている洋服の色や髪の色など、私たちは色のイメージからも情報を得ています。実習の時、面接の時、はたまたデートの時は何色が相応しいでしょうか。

近年、医療現場においても色彩を活用している例があります。
「ホスピタルアート」は、病院や福祉施設に絵画などの芸術を取り入れることで、患者や医療従事者らにより良い環境を作る取り組みです。
また、小児がん患者や終末期医療患者に対して、その人の肌や髪に調和する色=「パーソナルカラー」を診断して、その色のバンダナやスカーフを一緒に作る取り組みをされている看護師の方もいらっしゃいます。(2018年11月22日付 読売新聞より)

色彩を活用して生活に彩りを添える活動、素敵ですね!

 

リハビリテーション心理学専攻 長谷川

今年も「連携総合ゼミ」に参加してきました!

毎年恒例の多職種連携のチーム医療を学ぶ夏季集中型のゼミ活動「連携総合ゼミ」が93日~7日までの5日間、新潟医療福祉大学で行われました。今年は、新潟医療福祉大学、新潟薬科大学、日本歯科大学、日本歯科大学新潟短期大学、フィリピンのアンヘレス大学、サント・トマス大学、台湾の国立陽明大学、中山医学大学の学生、総勢125名が参加しました。各グループに分かれ、各々の事例について患者中心型支援プログラムを作成しました。最終日には全員が集まって発表会をし、大いに盛り上がりました。本学からも理学療法学専攻の学生が、6名参加し、多職種連携の重要性を体感し有意義な時間を過ごしました。

発表会の様子(右側に日本語、左側に英語のスライドが同時に映し出されています)

発表会後のリフレクションの様子

新潟医療福祉大学山本学長から修了証書授与

IPEマスターの称号を頂きました!(医療福祉大学山本学長、本学押木副学長)

今回の連携総合ゼミを通して、「PTとして患者さんにどのように接し、関わっていくか」や「チーム医療を行っていく中で患者さんに対して他職種がどのように協力していくか」を実際に他職種の方々と話し合ったことで、患者さんへの具体的な接し方や関心が深まり、実りある連携総合ゼミになったと感じました。そして、この経験を実習や来年の連携総合ゼミなどに繋げていけたらいいと考えました。(PT専攻 横田実穂)