大学ラグビー早明戦の救護に理学療法学専攻の伊藤渉先生と学生が参加しました

6月2日に新潟市のデンカビッグスワンスタジアムでおこなわれた関東大学春季大会(早稲田大-明治大)の大会救護担当役員として、理学療法学専攻の伊藤先生と学生3人が担架搬送係として参加しました。

参加した学生と同じ大学生が目の前で繰り広げる、激しい攻防戦に緊張しながら、万が一に備えたスポーツ活動支援を実践することができました。試合前には大会担当医師(マッチドクター)、伊藤先生の指導のもと担架搬送の確認を入念におこないました。

伊藤先生は2019年のラグビーワールドカップ日本大会の大会メディカルスタッフ、2021年の東京オリンピック・パラリンピックの選手村総合診療所理学療法士といった国内外のスポーツ理学療法に関わる豊富な活動経験を持っています。新潟でおこなわれるスポーツイベントでは、学生が伊藤先生の指導のなかでスポーツ理学療法の実践的な学びを得ています。

理学療法学専攻4年 八向 勇志さんの感想

早明戦の救護に参加して、現場の緊張感と楽しさを改めて感じました。事前の練習でイメージはできていましたが、マッチドクターの先生の指導では行動の素早さが思っていた以上に求められ、選手の命を預かる現場の緊張感を感じました。また、ビッグスワンといった大きなスタジアムで開催されるスポーツ現場に初めて参加して、会場の盛り上がりなどを肌で感じ、スポーツ現場での活動の楽しさを感じることができました。今回感じたものを忘れずに実習やゼミ活動に臨みたいと思います。

理学療法学専攻3年 小林 紘さんの感想

今回、初めてスポーツの現場に参加させていただきました。救護として搬送までの練習をしている中で、早く搬送をする必要があるが、焦らずに行わなければいけないということの難しさが実感出来ました。試合では後半に選手の接触があり、この時の緊張が走る瞬間や、常にボールとその前のプレーの場所を見て、負傷した選手がいないか見るというプレーの追い方などの貴重な経験をさせていただけたので次に繋げていきたいと感じました。

理学療法学専攻3年 横山 智紀さんの感想

今回、初めてスポーツ現場の活動に参加し、有意義な時間を過ごすことができました。救護担当という命に関わる業務だった為、練習から緊張しました。正確かつスピーディーに行うことの難しさを体感しました。迅速な対応が求められる中でも焦りは禁物という指導が一番印象に残りました。また、試合中にいち早く選手の怪我を発見する方法などを教えて頂き、非常に勉強になりました。スポーツ現場の雰囲気を感じられたこと、選手のプレーをメディカルのスタッフ目線で見られたことは、とても貴重な経験になりました。

新潟リハビリテーション大学 事務局 広報担当

村上桜ヶ丘高校の皆さんと花の植え替えを行いました

本学にて、高大連携校である村上桜ヶ丘高校の生徒さんと花の植え替えを実施いたしました🌷
村上桜ヶ丘高校では、農業系を選択した生徒さんが授業で栽培した花などを自らが販売し、経済についても学ぶという実習があります。
毎年本学でも花を購入し、例年学内環境の整備・美化も含め、学生が作業療法学専攻の授業(基礎作業学実習Ⅱ)の一環として花壇に植え替えを行っていました。

授業は2回にわたり、4月18日(木)に村上桜ヶ丘高校の先生に授業を行っていただき、生徒さんたちと本学学生とで数グループに分かれ、花を花壇に植える際のレイアウトについて等話し合いました。
そして4月25日(木)に、前回各グループで話し合ったレイアウトを確認しながら、村上桜ヶ丘高校の生徒の皆さんと作業療法学専攻の学生で花の植え替え作業を実施しました。

今回も正門前の花壇がとても華やかになりました☺️
最後に各グループごとに記念撮影✨

作業療法の治療的手段である作業活動の中に「園芸療法」があります。園芸療法とは、園芸活動を通して、病気や怪我、高齢化のために心身に障害を持つ人々の治療やリハビリテーションを行う手段として用いられています。

今回の作業も、学生にとって非常に貴重な学びとなりました!
村上桜ヶ丘高校の皆様、お忙しい中お越しいただきありがとうございました✨

新潟リハビリテーション大学 事務局 広報担当

曽我ひとみさんによる「拉致問題啓発セミナー」開催

拉致問題啓発セミナー
 北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさんからリモートで話をしていただきました。若い世代にも拉致問題を知ってもらうために、新潟県と大学が共同で毎年行っております。今年は12月5日に学部の1年生50名ほどがセミナーに参加し真剣に話を聞いておりました。

「もしも自分が拉致されたら、もしも自分の家族が拉致されたら」

 

 45年前の8月に母親と一緒に佐渡市から拉致されれ、平成14年に拉致被害者5名が帰国して21年が経過しました。まだ帰国できない人がいる現状の中、一日でも早く解決してほしい、一日でも長く家族と過ごす時間を作って欲しいとの願い話されました。
 学部生は曽我さんが拉致された時の状況や、24年間にわたる北朝鮮での生活の様子、北朝鮮にてできた家族の話、また帰国した時に母親が日本にいなかったことへの事実を聞き落胆した話を聞き、一人ひとりが真剣に拉致被害について知ることが出来る機会になりました。

「小さなことでもいいので、一人ひとりが考えてえて欲しい」

 セミナー終了後は拉致問題解決のための署名活動にも積極的に署名をおこなっいました。

学生コメント    

 日本はご飯を安心して食べることができたり、安心して医療を受けることができることを再確認することができたので、拉致被害者が1日でも早く帰って来て、1日でも長く日本の家族のもとで生活できるように、自分たちにできるような活動があれば積極的に参加していきたいです。