拉致問題啓発セミナー
北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさんからリモートで話をしていただきました。若い世代にも拉致問題を知ってもらうために、新潟県と大学が共同で毎年行っております。今年は12月5日に学部の1年生50名ほどがセミナーに参加し真剣に話を聞いておりました。
「もしも自分が拉致されたら、もしも自分の家族が拉致されたら」
45年前の8月に母親と一緒に佐渡市から拉致されれ、平成14年に拉致被害者5名が帰国して21年が経過しました。まだ帰国できない人がいる現状の中、一日でも早く解決してほしい、一日でも長く家族と過ごす時間を作って欲しいとの願い話されました。
学部生は曽我さんが拉致された時の状況や、24年間にわたる北朝鮮での生活の様子、北朝鮮にてできた家族の話、また帰国した時に母親が日本にいなかったことへの事実を聞き落胆した話を聞き、一人ひとりが真剣に拉致被害について知ることが出来る機会になりました。
「小さなことでもいいので、一人ひとりが考えてえて欲しい」
セミナー終了後は拉致問題解決のための署名活動にも積極的に署名をおこなっいました。
学生コメント
日本はご飯を安心して食べることができたり、安心して医療を受けることができることを再確認することができたので、拉致被害者が1日でも早く帰って来て、1日でも長く日本の家族のもとで生活できるように、自分たちにできるような活動があれば積極的に参加していきたいです。