本学1年生対象の「基礎ゼミⅡ」の授業では、昨年度より防災教育を行っています。
今年度は2週にわたり村上市役所の皆様にお越しいただき、防災教育を行っていただきます。昨日8月2日に「避難所の開設・運営訓練」を実施いたしましたので、当日の様子を簡単にご紹介します!
昨年度は岩船中学校の体育館をお借りして実施しましたが、今年度は完成した新校舎(国際教育研究棟)にて講義を実施いたしました。
はじめに村上市役所職員の方々の講義を受け、2グループに分かれて避難所を開設しました。
一般避難者の居住スペースと、要配慮者居住スペースを用意し、段ボールのパーテーションや簡易ベッドを作り配置します。
グループのリーダーが指示を出し、校内にある備品を活用しながら皆さんテキパキと動いていました👏
災害が起きた際、素早く避難所を開設できるよう、職員の方々は普段から訓練しているそうです。
その後開設した避難所を利用して、運営側と避難する側に分かれ、実際に運営訓練を行いました。
受付で避難者名簿の記入と居住スペースの振り分けを行い、一般避難者と要配慮者(障碍者・妊婦・乳幼児世帯等)用のスペースへそれぞれ案内します。
新型コロナウイルス感染症に対応した避難所として、検温や避難者のスペースの確保に配慮しながら訓練が行われていました。
最後にグループごとに振り返りを行い、各班長が発表を行いました。
実際に自分たちで避難所の開設から運営までの訓練を行い、運営の難しさや防災に対する意識が強まったという意見があり、大変貴重な経験となったようでした。
もしもの時に自分の身をしっかり守れるよう、普段から災害に備えていきましょう✊
最後は村上市役所の皆様より学生へ、お水で食べられるレスキューライスと村上市のお水(7年保存水)を支給していただきました!
ご指導いただいた村上市役所の皆様、ありがとうございました。
新潟リハビリテーション大学 事務局 広報担当