「コスメティックセラピー」で男性も美しく?!

先週末、リハビリテーション心理学専攻の講義「コスメティックセラピー」で、女子学生は「就活メイク」を、男子学生は「ネイルケア」を体験しました。初めは戸惑いの表情を見せる男子学生でしたが、黒いネイルを施した学生からは「これ、悪役っぽくない?」との感想が聞かれました。

黒色のイメージには、一般的に「強さ」「カッコよさ」「悪」「暗い」などがあります。
また「高級」「神秘」「自信」といったポジティブなイメージから、「孤独」「恐怖」「絶望」といったネガティブイメージまで様々あります。両面あるということですね。
それらのイメージを使って自己演出をすることができます。普段着ている洋服の色や髪の色など、私たちは色のイメージからも情報を得ています。実習の時、面接の時、はたまたデートの時は何色が相応しいでしょうか。

近年、医療現場においても色彩を活用している例があります。
「ホスピタルアート」は、病院や福祉施設に絵画などの芸術を取り入れることで、患者や医療従事者らにより良い環境を作る取り組みです。
また、小児がん患者や終末期医療患者に対して、その人の肌や髪に調和する色=「パーソナルカラー」を診断して、その色のバンダナやスカーフを一緒に作る取り組みをされている看護師の方もいらっしゃいます。(2018年11月22日付 読売新聞より)

色彩を活用して生活に彩りを添える活動、素敵ですね!

 

リハビリテーション心理学専攻 長谷川

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