本日(28日)は近隣にある中条高校 1年生のみなさんが学校見学に訪れました。
本学を訪れた中条高校の生徒さんたちは、午前中、工場見学をしてきたそうです。
本学の学生食堂で昼食を食べた後、大学の説明を聞き、そのあと4つのグループに別れ、短い時間でしたが各専攻の体験をおこないました。
理学療法学専攻 「車イス体験」
体育館の中で車イスに乗って、段差のあるところを通り体育館を一周しました。介助なしで曲がり角を曲がるのは慣れていないと大変なようで、苦戦している生徒さんもいました。まっすぐ進むことも慣れていないと難しいようです。体験した生徒さんからは「面白かった」という声が聞こえました。
作業療法学専攻 「プチ体験~手作りしおり~」
作業療法学専攻ではこれからの「読書の秋」にぴったりな、しおりを作る体験でした。
元気な人には簡単な作業でも、心身に障がいを持っている人には大変な作業に感じることもあります。物を作るということは、心を豊かにすること、いうことを体験できたのではないでしょうか?これから読書をする時にはぜひ今日皆さんが作ったしおりを使ってください。
言語聴覚学専攻 「高齢者の聴こえ方」
年齢を重ねることによって音が聴こえにくくなる、ということを実際に感じられる体験でした。また言語聴覚士はどんな役割を果たすのかなどの説明もあり、今日初めて「言語聴覚士」という言葉を耳にした人も、少しイメージが掴めたかもしれません。高齢化社会の中では「言語聴覚士」が果たす役割がとても大きく、それなのに言語聴覚士が不足しているのが現状です。
リハビリテーション心理学専攻 「心理学への招待状~新しい国家資格の誕生~」
この春から本学の専攻に新しく仲間入りした「リハビリテーション心理学専攻」からは、新しく誕生した「公認心理師」についての説明がありました。心理系の資格としては初めて国家資格になる公認心理師。今後公認心理師に関する法律が整備され、国家資格を目指せるようになります。
本学での体験が終わったあとは、姉妹校「新潟看護医療専門学校村上校」に移動し、学校の説明と施設見学をおこないました。
看護師を目指すにはどうしたらよいのか、看護師の仕事の内容などの説明がありました。
またその後には、2グループに分かれ校舎を見学しました。2年前に開校した専門学校なので、設備も最新の物が揃ってます。
今日見学に来た生徒さんは1年生なので、まだ将来の道が決まってない人もいるかもしれません。そんな人の中からリハビリ、心理学、看護師に少しでも興味を持ってもらえたら嬉しいです。
引率していただいた中条高校の先生方、お足元の悪い中、ありがとうございました。