曇りがちでしたが暖かかった昨日(10日)は、「地域文化論」という教養分野の講義の一貫で、学外見学に出かけました。
地域の歴史と文化を知る講義です。今回の講義では「岩船潟跡地」を学バスで回り、その当時の歴史文化を学ぶ内容でした。
現在では水がないところも、その昔は排水がうまくいかず、見学に行った場所は「潟」になったといいます。またこの潟は「岩船潟」と呼ばれ、楽器のびわに似ていたことから別名「琵琶潟」とも呼ばれていたそうです。そして今付けられている地名も、当時の様子から付けられたのもあるようです。
この講義を選択している学生20名ほどで岩船潟に関係する地域を見学しました。学生は各所でメモを取るなどして、先生の話しを熱心に聞き、見学を終えた後は大学に戻り「地域文化論」の講義を受けました。この講義を通して大学のある村上の歴史や文化に興味を持ってもらえたらうれしいです。
今回の講義を担当されている吉川先生には、昨年の合格者スクーリングで市内の資料館や鮭に関する施設で村上市の歴史文化を教えていただきました。参加した合格者からは「楽しかった」との声もあり、入学前に村上市について興味を持ってもらえたようでした。