本学の学術委員会が主催する特別講義が、4月23日(木)に行われました。
当日は、
1.悠声会の方のお話
2.コリーナ先生の喉頭摘出人工喉頭(商品名プロヴォックス)に関する講義
3.悠声会の方への質問と村上の患者さんへのプロヴォックスのカウンセリング
という流れでした。
つんくが喉頭を摘出しそのことに関する話題などで社会の関心が喉頭の摘出ということに集まっているところでの開催でした。コリーナ先生の講義はとてもわかりやすくリハビリによって金管楽器を吹けるようになった患者さんの事例などを紹介いただきました。また悠声会の方のお話など喉頭摘出の弊害はもちろんですが、リハビリにより声を獲得することが患者様にとってどれだけ自身と喜びに繋がるかということがとてもよくわかったのではないかと思います。
最後の患者さんへのセミナーの時きれいな声が患者様から発せられるたびに場内から歓声が沸き起っていましたが、学生は全人間的復権というリハビリの原点のようなことを感じたのではないかと思います。
大変有意義なセミナーとなり、私自身も非常に勉強となりました。
当日の様子は5月3日付け、「いわふね新聞」および「村上新聞」の記事にも取り上げられ、
悠声会(東京の患者会)の以下HPにて当日の様子が掲載されております。
http://www.yousay-kai.org/News/other/niigata.html
藤間紀明 記