図書館で地域連携!

村上市立中央図書館さんと『地域包括連携事業』の一環としてコラボさせていただくようになって一年半が経過いたしました。村上市立中央図書館のスタッフの皆様にはお忙しい中、いつもご協力頂きありがとうございます。そして、このコーナーが継続できているのは、図書館を利用しこのコーナーを愛用して下さる市民の皆様のおかげです。深く感謝申し上げます。

今回の選書テーマは『精神障害/メンタルヘルス』です。↓↓↓

 

村上市立中央図書館は村上市教育情報センターの1階にあり、当コーナーは入口を入って真直ぐの一番目立つところに設置していただいています。新潟の冬は寒く長いですよね^^; 図書館は駅やバスセンターからの徒歩も可能な圏内にあります。雪の晴れ間、運動不足解消と気分転換に是非足を運んでみてはいかがでしょうか?

私もたま~~に利用させていただくのですが、これが・・・利用者の平均年齢が以外と高いんです。高齢者の方々の健康や食に関する意識は高くとてもよく運動も勉強もされています。日本の高度成長期を支えてきた世代、人生80年どころか人生100年を、そして世界トップクラスの長寿国として日本を牽引してきた世代の方たちとその方々のお世話をされている世代の方たちです。その子供いわゆる中高年といわれる世代(私どっぷりこの世代です・・・)日々の仕事や家事を言い訳にロコモティブシンドローム(運動器症候群)、寿命は延びても健康寿命が危ぶまれています・・・怖い~~!!!近所のコンビニも車で出かけ、あわよくば入口近くに駐車しようと目を皿に、運動不足と生活習慣病を常に気にかけながらジャンクフードは止められず、メダボを気にする日々。ふ~~。

図書館の話に戻りますが、子育て世代の方々にもオススメですよ!絵本も豊富にありますし紙芝居も借りられるんですよ!これ子供とても喜びますよ~~。昔私もよく利用させていただきました^^今も借りられますよね?紙芝居・・・。

 

 

 

インフルエンザにご注意を!

新潟県には現在インフルエンザ警報が発令されています。
本学でも図書館によく来ていた学生さんがインフルエンザに感染したと聞き、国家試験まであと数週間となった4年生が感染しないように、来週から実習に出かける2年生に感染しないように、図書館内で蔓延しないようにと気を引き締め再確認いたしました。

 

↑クレベリンを設置しアルボナースを補充し確認!そして日に数回入口の取っ手をアルコール消毒。

↑昨年より設置していますが、今年も人気です。マスクに噴霧するアンチウィルスアロマです。意外と男子学生さんに人気なんですよね~。香りもスッキリ気持ち良いみたいでリフレッシュになるようです!喜んでもらえてよかった^^

先程、保健室の村井先生が来館されたのでちょっとお話を伺ってみました。
『何より手洗い!流水で30秒の手洗い!』とのことでした。実は健康番組大好きの私ですが、そういえば最近観た感染症予防の特集で、感染しない為にお医者様が気をつけている事の第一位が「顔を素手で触らない」でした。顔がかゆいときもティッシュを持ちティッシュで掻いていました。マスクを外す時も直接マスクに触ってはいけないそうです。手についたウィルスが口から進入して感染するのが一番多いそうなので手を衛生的に保つ事はとても重要ですね。なるほど!!
そして、喉に張り付いたウィルスは20分経つと粘膜より体内へと侵入する確率が高くなるそうです。20分に一度水分を補給し喉に張り付いたウィルスを流し込んでしまうことも有効のようでした。

万が一、ウィルスが体内に入っても全員が発症するわけではありません。睡眠と栄養をしっかりとって免疫力をUPさせ、手指を消毒しウィルスを撃退しインフルエンザやその他の感染症に感染しないように気をつけてくださいね。特に受験生の皆さんは試験当日を最高のコンディションで迎えられるようにラストスパート頑張ってください!

 

予告です↓昨年好評でしたので今年もやります!お楽しみに~~^^

 

 

学術委員会主催の特別講演会開催!

先週金曜日の1月18日、今年度最後となる学術委員会主催の特別講演会がありました。
テーマは『命Relay for you いまどきの移植医療~新潟県の取り組み~』、公益財団法人 新潟県臓器移植推進財団より秋山政人先生をお招きしてお話していただきました。

先日も新潟県での移植の記事が新聞に掲載されていましたが、驚いたのが新潟県は臓器提供が全国で一番多く行われているという事でした。そして日本で初めて臓器(腎)移植が行われたのも新潟県との事でした。現在、新潟県には14の病院に99人のドナー(臓器提供者)移植コーディネーターが、そしてレシピエント(受臓器者)コーディネーターが1人いらっしゃるそうです。救命病棟やコードブルーなどの医療ドラマを通じてしか知識のない私ですが、先生のお話を聴き乗り越えなければならなかった法律の壁、倫理の壁、そして医療従事者・ドナー及びその家族の心の壁が高く厚いものであったんだと感じ入りました。保守的だといわれる新潟県で全国一の実績があるということは秋山先生を始め啓発活動を進めてこられた方々の努力があったからこそなのですね。とはいえ世界的にみると日本は後進国であり下位の方だそうです。

幸いなことに…(と言って良いのか悪いのかはわかりませんが)現在まで自分の身の回りにレシピエントとして臓器移植が必要なケースはありませんでした。ドナーとしてはどうなったのか?そして今後どのように考え準備していけばよいのか?を考える大きな機会となりました。人は誰しも自分に係るものへの関心は大きく持つものです。自分の愛する家族や大切な人に臓器移植が必要になったら、どうか可能なのであれば提供して下さいと願い、それが我が子に起こった事であったなら1つしかない心臓でも差し出そうとすることでしょう。人はいつどのように最期を迎えるかはわかりません。提供の意思を示していてもそれが叶うとも限りません。でも、自分の家族のために願うことがわかっているのであれば、移植を待つ他所の家族に思いを寄せてわが命亡き後の事を考えることも必要であると感じました。そして遺族となった時ドナーの家族として冷静に対応できるようにありたいと感じました。秋山先生貴重なお話を、そして命について考える機会をいただいてありがとうございました。

 

『サンタプロジェクト・むらかみ2018』終了!

まずは大変遅くなりましたが新年のご挨拶を。
本年も新潟リハビリテーション大学図書館をどうぞよろしくお願いいたします。
この年末からBLOGに上げたいお知らせが沢山あったのですが、時は過ぎ…
ボチボチと遡って報告させていただこうと思います。『BLOG(情報)は新鮮さが大切!』と以前学長がおっしゃっていて、最近とても心苦しく思っているところです。今年の目標は「ブログ(いえ、仕事)をためない!」を心し、そして何より、今年も利用者の皆さんに快適に心地良く利用していただける図書館つくりを目指していこうと思っています^^;

さてBLOG本題、昨年12日1日(金)から開催しておりました本学では5年目を迎えた『サンタプロジェクト・むらかみ2018』が12月21日(金)まで期間延長し、終了いたしました。協力していただいた蔦屋書店村上店さんはじめ、贈り先の村上総合病院小児科病棟看護師さん、村上特別支援学校さん、東新潟特別支援学校さん、年末の業務多忙な中ご協力いただきましてありがとうございました。そして『サンタ』になってくださった皆様に心よりお礼申し上げます。ここに今回の活動の報告をさせていただきます。

12月1日(土)~21日(金)までの期間に31名の『サンタ』さんから54冊のプレゼントをいただきました(写真は絵本の一部です)

 

今年度は入院患者さんのご都合や、村上特別支援学校さんとのスケジュールが合わず看護師さんと校長先生に受け取っていただきました。東新潟支援学校さんには本学の図書委員の方から直接学生さんにお届けすることが出来ました。

 

ご協力いただきました全ての皆様に感謝申し上げます。まだ先ですが『サンタプロジェクト・むらかみ2019』もどうぞよろしくお願いいたします。
(先だと思っていても…最近時の経つのが早くて、きっとまた直ぐにクリスマスはやってきそう)

 

 

 

翻訳ソフトを導入しました

この度、図書館内のパソコンに「コリャ英和!一発翻訳」という翻訳ソフトを導入いたしました。
場所は図書館入って一番左側のパソコンです。

 

このソフトで今まで英文等はGoogle翻訳などで苦戦していませんでしたか?
この翻訳ソフトではPDFやWord,Excelから直接翻訳出来ます!
医歯薬単語に強い翻訳ソフトです。

これで、海外のリハビリテーションに係るHPや館内にあります洋書も
すらすら読めますよ!
留学生や先生方にも強い味方になります!
どんどん活用してくださいね。

 

第7回『Human Library』開館!

12月12日(水)今年度2回目となる第7回『Human Library』を開館しました。講師は副学長でリハビリテーション心理学専攻教授の阿久津洋巳先生です。阿久津先生は今年度よりの着任ですので、講義を受けたことのない学生さんの方が多いですね。かくいう私も阿久津先生とはあまりお話させていただいたことがなく今回貴重な時間となりました^^

 

今回もお昼休みを利用した時間帯でしたのでランチョン形式とし、図書館モットーに則りちょっと手をかけてクリスマス気分を味わいました。学生さんたちも喜んでくれました。色々(というほど種類はありませんが・・・)チョイスし席に着き、さ~いよいよ始まりです。

阿久津先生は栃木県のご出身だそうです。高校卒業後ストレートに大学に進学したのではなく4年間学費の為のアルバイトや受験勉強の時間を経て、しっかりと準備の後大学へと進学されたそうです。その時点で現役の学生とは4歳の年の差があったんですね~。話は反れますが昔は(すぐ昔話を始める昔の人でスミマセン)今より浪人生って多かったような気がします。大学も少なかったですしね~~

大学を卒業後、大学院にて研究者への道へと進まれます。はじめに謝罪します・・・研究の内容が難解すぎて理解が出来ずここで説明することができません。申し訳ありません。大学院卒業後研究を進めながらアメリカ留学の準備を始められたそうです。そして30代に入ってすぐアメリカへと旅立ちます。およそ20年のアメリカ生活を経て帰国し日本の大学で教鞭をとられることに。教育心理学などを担当し今年度より本学においても教育心理学や統計心理学などを担当しておられます。研究者・教育者としての長いキャリアの中でおよそ半分の時間をアメリカで過ごされた阿久津先生。先生のお話の中で疑問に感じたことを最後に図書館長が質問して下さいました。お金の話です。先生は「お金がなかった」とおっしゃっていましたが、日本でもなくアメリカでどう生活をしていたのか?疑問でした。『お金が貰える大学を選んだ』そうですが、そう簡単に学費や生活費が貰えるなんてそうあるとは思えないですよね。困ったときに手を差し伸べてくれる人、悩みを話せる人、目標とする尊敬できる人、憧れの人、そういう人がいると人生が豊かになり道も開けてくるのかもしれません。阿久津先生、貴重なお話ありがとうございました。

将来海外留学をお考えの方、先に、阿久津先生の研究室の扉を叩いてみるのもいいかもしれません。

 

『サンタ・プロジェクト・むらかみ2018』始動!

クリスマスに病院などですごす子どもたちに、あなたのこころを本のプレゼントにしてお届けします。xmas『サンタ・プロジェクト・むらかみ2018』xmasあなたもサンタクロースになりませんか?今年もこころを贈る季節がやってきました

2009年、病気の子どもたちに本のプレゼントを贈ろうという『サンタ・プロジェクト』は敬和学園大学のチャペルから始まりました。各地で実行委員会が立ちあがり新潟・長野・神奈川・東京4県で合計10プロジェクト(しばた・にいがた・ながおか・うおぬま・まつもと・さがみはら・むらかみ・すわ・ちがさき・たま)本学も今年で5年目を迎えました。

蔦屋書店村上店にて、お客さまがプレゼントしたい本をお選びください。メッセージを書いて代金をお支払いいただくと、本はきれいにラッピングされてクリスマスの日に子どもたちに届けられます。本を贈った人にはサンタ認定証が渡されます。「むらかみ」では村上総合病院小児科と県立村上特別支援学校、県立東新潟特別支援学校へお届けします。

ご不明な点は 新潟リハビリテーション大学図書館【担当:大滝 TEL0254-56-8292】までお問合せください。皆様のご協力をお願いいたします。

 

 

第7回『Human Library』を開館します!

生はなぜセラピストを目指したのですか?

先生はどうしてこの仕事に就いたのですか?

日々の勉強や実習、そして国家試験勉強…

皆さんと同じ道を歩んできた「人生の先輩」である

教員自らが「書籍」となって皆さんからの問いかけに答えます。

皆さんのご参加をお待ちしています。

 

期  日:2018年12月12日(水)

時  間:12:50~13:20

場  所:E棟2階 サロン教室

講  師:リハビリテーション心理学専攻 教授 阿久津洋巳 先生

定  員:10名(程度)

備  考:図書館カウンターにて事前申込をして下さい。

*なおランチョン形式といたします。当日はささやかな軽食を用意してお待ちします。

 

 

第6回『Human Library』開館!

本日、今年度初の『Human Library』を開館しました!講師はリハビリテーション心理学専攻の大矢 薫 先生です。

お昼休み時間に開催のためいつものとおりランチョン形式で、本日はドーナツを用意しました。図書館のモットーは「お金を掛けず手を掛けて!」なのですが本日は直前まで会議があった為、手を掛けることが出来ませんでした。

 

お話は先生の生い立ちから始まりました。新潟県のご出身だそうです。本日、一番のどよめきが起きたのは「兄は東大出身で、現在東大で准教授をしています」『えぇ~~っ!!!!東京大学~?案内してほしい~!』と一番大きく反応したのは私の隣に座っておられた前図書館長でした(笑)

小さい頃からお父様の教育方針は将来ご飯が食べていける職業に繋がる教育だったそうです。兄が東京大学に入ったのだから弟も同じかそれ以上(それ以上?東大以上?笑)に進むだろう!というプレッシャー。先生ご自身も行ける気がする?と思って勉学に励まれていたそうですが…理系の勉強は好きではなかったそうで、三国志が好きだったこともあり社会科の教員養成課程に進まれたそうです。驚きだったのは学生時代、演劇に没頭していたそうです。でも、この道ではご飯は食べていけない…と悟り、演劇の道一本の人生は諦め、学校の事務職員を経験しますが、その職業は自分の得意でも好きでもない分野だった為、悩むことも多かったそうです。その後お父様からの助言や支えもあり、心理学を学ぶ事を決めたそうです。この事がターニングポイントとなり、地元新潟に戻り『人生で一番勉強した2年間だった』とおっしゃる大学院生時代を過ごします。実はその後も紆余曲折ありながら高校教師として働く事となり、現在の大矢薫先生へと繋がっているのでした。

この『Human Library』通算で6回目となり、6人の先生のお話を伺ってきましたが、お1人として今就いていらっしゃる職業を第一希望としてストレートに進んでこられた方はいらっしゃいませんでした。挫折や迷いがあり、人と出会い、そして道が開け、今があるというように感じました。大矢先生から最後に次のような言葉がありました。『一時は自分を見失い、多くの人に迷惑をかけましたが、がむしゃらに前に向かって進めば人生何とかなるものだな、と感じています』

『自分のやりたい事をとことんやってみる!周りの言葉に耳を傾け助けを求めてみる!死にたくなるほど辛いことがあっても死のうとする勇気を違う方向に向けることが出来れば道が開けてくる!』

笑いもありあっという間の30分でした。大矢薫先生、ありがとうございました^^

 

予告:来月12月12日(水)に第7回『Human Library』を開館します。                 講師は副学長の阿久津洋巳先生です。皆様の参加をお待ちしています。

 

 

第6回『Human Library』を開館します!

生はなぜセラピストを目指したのですか?

先生はどうしてこの仕事に就いたのですか?

日々の勉強や実習、そして国家試験勉強…

皆さんと同じ道を歩んできた「人生の先輩」である

教員自らが「書籍」となって皆さんからの問いかけに答えます。

皆さんのご参加をお待ちしています。

 

期  日:2018年11月28日(水)

時  間:12:50~13:20

場  所:E棟2階 サロン教室

講  師:リハビリテーション心理学専攻 講師 大矢薫 先生

定  員:10名(程度)

備  考:図書館カウンターにて事前申込をして下さい。

*なおランチョン形式といたします。当日はささやかな軽食を用意してお待ちします。