学術委員会主催の特別講演会開催!

先週金曜日の1月18日、今年度最後となる学術委員会主催の特別講演会がありました。
テーマは『命Relay for you いまどきの移植医療~新潟県の取り組み~』、公益財団法人 新潟県臓器移植推進財団より秋山政人先生をお招きしてお話していただきました。

先日も新潟県での移植の記事が新聞に掲載されていましたが、驚いたのが新潟県は臓器提供が全国で一番多く行われているという事でした。そして日本で初めて臓器(腎)移植が行われたのも新潟県との事でした。現在、新潟県には14の病院に99人のドナー(臓器提供者)移植コーディネーターが、そしてレシピエント(受臓器者)コーディネーターが1人いらっしゃるそうです。救命病棟やコードブルーなどの医療ドラマを通じてしか知識のない私ですが、先生のお話を聴き乗り越えなければならなかった法律の壁、倫理の壁、そして医療従事者・ドナー及びその家族の心の壁が高く厚いものであったんだと感じ入りました。保守的だといわれる新潟県で全国一の実績があるということは秋山先生を始め啓発活動を進めてこられた方々の努力があったからこそなのですね。とはいえ世界的にみると日本は後進国であり下位の方だそうです。

幸いなことに…(と言って良いのか悪いのかはわかりませんが)現在まで自分の身の回りにレシピエントとして臓器移植が必要なケースはありませんでした。ドナーとしてはどうなったのか?そして今後どのように考え準備していけばよいのか?を考える大きな機会となりました。人は誰しも自分に係るものへの関心は大きく持つものです。自分の愛する家族や大切な人に臓器移植が必要になったら、どうか可能なのであれば提供して下さいと願い、それが我が子に起こった事であったなら1つしかない心臓でも差し出そうとすることでしょう。人はいつどのように最期を迎えるかはわかりません。提供の意思を示していてもそれが叶うとも限りません。でも、自分の家族のために願うことがわかっているのであれば、移植を待つ他所の家族に思いを寄せてわが命亡き後の事を考えることも必要であると感じました。そして遺族となった時ドナーの家族として冷静に対応できるようにありたいと感じました。秋山先生貴重なお話を、そして命について考える機会をいただいてありがとうございました。