祝賀会!

秋の叙勲にて、本学の初代学長である大澤源吾教授が瑞宝中綬章を受章されました先週の土曜日に受章記念のお祝いの会が新潟市のホテルで催され、私も出席させていただきました。ちなみに瑞宝中綬章とは?

ずいほうちゅうじゅしょう【瑞宝中綬章】とは日本の勲章の一つで、瑞宝章6つのなかで3番目に位置する。2002年(平成14年)8月の閣議決定「栄典制度の改革について」により、それまでの勲三等瑞宝章から名称が変更された。翌2003年5月の閣議決定「勲章の授与基準」によれば、公共的な職務の複雑度、困難度、責任の程度などを評価し、重要と認められる職務をはたし成績を上げた人に対して、4番目の瑞宝小受章以上を授与するとなっている。一般行政事務での瑞宝中綬章の対象者は中央省庁の部局で長を務めた人で、そのほかでは大学教授に多い。伝達は所感大臣が行なう(コトバンクより)

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大澤源吾先生は、本学にて1年次の必修科目の医学概論、2年次の必修科目の内科学を教授しておられます。本学の在学生及び卒業生は全員が大澤先生の講義を受けているということです。姉妹校の新潟看護医療専門学校新潟校・村上校両校でも担当科目をお持ちであり、本学園の卒業生は、まさに大澤先生から医療人としての礎を築いていただいているということになります。私たち職員にもいつも気さくに接して下さり恐縮すら覚えます。そして研究の手も休めることなく図書館にもよく足を運ばれ、ジャーナルの新刊などもよくチェックされておられます。

大澤源吾先生、今回は名誉ある瑞宝中綬章受章本当におめでとうございました。心よりお祝い申し上げますと共にこれからも益々お元気で益々ご活躍されますことお祈り申し上げます。

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サンタプロジェクト2016終了しました!

みなさまクリスマスを挟んでの今年最後の連休はいかがお過ごしでしたか?12月1日より開催しておりました『サンタプロジェクトむらかみ2016』が20日で終了しクリスマスに合わせてそれぞれのお届け先にお届けさせていただきましたのでご報告させていただきます綺麗にラッピングもしましたよ~

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今年度は30名の方から49冊の協力をいただきました。学生サンタがみなさまの代わりに村上総合病院さんに18冊・村上特別支援学校さんに16冊・東新潟特別支援学校に15冊お届けいたしました~~

まずは、21日に村上特別支援学校さんへお届けした時の様子を

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生徒会長さん、副会長さん、書記さんが代表で受取ってくださり翌日の終業式で生徒の皆さんに報告して下さるとの事でした。学生が付けて行ったサンタのキャップとトナカイのカチューシャもプレゼントしたらとっても喜んでくれました最後にみんなで記念撮影校長先生が一番決まってますね~

次は22日村上総合病院小児科へお届け

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感染症の心配があるためプレゼントは患者さんのお母様にお渡ししましたジワッと涙ぐまれて、サンタプロジェクトの温かさを改めて感じさせられました。クリスマスに入院してる子供達に増して、もしかしたらそれ以上にお母様は辛いのではと。私も2人の子を持つ母として胸の奥が熱くなりこのプロジェクトが持つ意味を考えさせられた涙でした直接お渡しできない本は渡辺看護師長さんにお渡ししてまいりました。お忙しい中時間を作っていただき本当にありがとうございました。来年以降も継続して行くつもりですのでどうぞよろしくお願いいたします。

東新潟支援学校はちょっと遠く学生が出向くことが難しかったので本学の図書館長が20日にお届けしてまいりました

ボランティア学生の皆さん、お忙しい中ご協力いただきました蔦屋書店の皆様、村上総合病院の看護師さん、支援学校のみなさん、そして何より今回サンタとなって下さった市民の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 

 

 

メリークリスマス!

明日から3連休ですねクリスマス休暇みなさんはどんな予定を立てていますか?クリスマスが連休中に終わってしまうということもあって大学では本日クリスマスモードです

図書館では来館イベントを行なっています

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事務室でもこんな楽しいイベントが

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昨日までは普通のクリスマスツリーだったのですが、よく見てみるときゃ~~オーナメントがお菓子になってる~~

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試験勉強や国試勉強で毎日お疲れの学生さんたち。ちょっと甘いものでも食べて一休みして下さいねちょっと早いですが、メリークリスマス ただし図書館以外で食べてね

 

第3回『Human Library』を開館しました!

平成28年12月7日(水)今年最後の『Human Library』を開館しました。本日のLibraryは言語聴覚学専攻講師の大平芳則先生です。本日も先ずはお楽しみのデザートのご紹介から(笑)クリスマスが間近ということもあってちょっとクリスマスっぽく演出です図書委員会メンバーのIさんがツリーをイメージしてレイアウトしてくれました~

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和気藹々の雰囲気の中、大平先生のお話が始まりました大学を卒業して社会人の第一歩は一般企業の営業をされたそうです一度は諦めた言語聴覚士になりたいという思いがしだいに大きくなり、ご家族の反対を押し切り、勤めていた会社を辞めて養成校を受験されたそうです。第一希望の養成校に合格することは出来なかったそうですが他の養成校と縁があって言語聴覚士を目指すべく第一歩を踏み出したそうです

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養成校を卒業後臨床に就いた後、本大学の前身である「新潟リハビリテーション専門学校」で教員経験を積み一度他の養成校の教員を経て再び本学で教鞭をとられています。当時は言語聴覚士の国家資格はまだ確立しておらず、大平先生が受験した第1回国家試験は経験豊かな臨床家や養成校の教員と学生が一緒に受験するという緊張の走る試験だったそうです

大平先生のご専門は聴覚学であり特に人工内耳の研究をされております。新潟県言語聴覚士協会の中でも聴覚を専門にしている言語聴覚士は非常に少なく大平先生が認識しているのは恐らく4名ということでした。目の悪い人が眼鏡を掛ける事には大きな抵抗がないのに、聞こえの悪い人が補聴器を使うことに大きな抵抗がある…というお話に大きく頷いてしまいました。

今回の大平先生のお話の中で感じたキーワードは『出会い』でした。養成校との出会いを始め、養成校卒業後の病院での先輩だったM教授、研究を始めてからの恩師I教授は現在同僚として勤務しており、第1回言語聴覚士国家試験を一緒に受けた当時の教え子のT先生も現在は同僚となっています。私はいつも学生さんに『セラピストの世界も案外狭いもの。恩師や実習先での指導者は数年後同じ療法士となり同僚になる可能性もある。どうかこの縁を大事にしてください』と話しています。このことが実感された内容でした。大平先生ありがとうございました!

今年度の『Human Library』は予定した全3回は終了となりました。参加していただいた学生及び教職員の皆様、ご出席ありがとうございました。来年度またバージョンアップし興味を持っていただける企画をしていきたいと考えています

 

 

『サンタ・プロジェクトむらかみ2016』始まりました~!

今日から12月今年もこの季節がやってまいりました

『サンタ・プロジェクト~~~~

今年も可愛くてパワーのあるボランティア学生が集まって協力してくれています。5限の講義が終わった後とか、授業の空き時間に集まってコツコツと作業をしてくれました。そして出来上がった今年のボードはこちら

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プロジェクト初日の今日、共同開催の蔦屋書店さんにボードの設置にみんなで行って参りました。新聞社さんも取材に来てくださったので、店長さんと記念撮影もパチリえいむら店長さん!お世話になりますが今年もどうぞよろしくお願いします

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実は私今年第1号のサンタを狙っていたのですが、開館と同時にO先生が来館されて協力してくださいました。毎年のご協力ありがとうございます本日5人のサンタさんから”想い”を受取りましたありがとうございました。今年の『サンタ認定証』も素敵に仕上がっていますよ~

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図書館でも開催中です。是非、お立ち寄り下さい。お待ちしています

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詳細につきましては↓↓↓をご確認下さい。

https://nur.ac.jp/libraryblog/news/374/

https://nur.ac.jp/news/2726/

 

 

 

『特別講義』がありました!

平成28年11月28日(月)今年度最後となる学術委員会主催の特別講義がありました。講師は現在東京大学附属病院リハビリテーション部で言語聴覚士として勤務する兼岡麻子先生です。演題は『A broader view – 広い視野で見るリハビリテーションの臨床研究』でした。今回も私には少しハードルが高い内容で(←少しじゃないかな)講演内容については詳しく報告できなく申し訳ありません。

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お会いする前、経歴をみさせていただいていて勝手にもう少し年配の先生を想像していました。応接室で初めてお会いした時あまりにお若くてびっくり驚いてちょっと回りを見回してしまいましたすみません

新潟大学附属病院で4年勤務されたあと東京大学附属病院に移られ、ボストン大学に留学し博士号を取られ復職されたそうです。現在は1,200床以上ある病院を2名の言語聴覚士で診ているとの事でした。兼岡先生は、脳疾患の患者さんの手術にも立ち会うことがあるそうです。患者さんの脳の言語野を見極め、生命を第一に考えながらより多くの病巣を取り除きいかにその他の部分に損傷を与えないように手術を行なうか外科医の先生に助言するそうです。そして言語障害などの後遺症を出来るだけ少なくし、術後のQOL向上のためにチーム医療を行なっているとのことでした。リハビリとは術後に行なうものと勝手に思い込んでた私は驚きました。

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研究と臨床は別のものではなく「臨床の疑問は研究へ、研究の知見を臨床へ」ということを今、心掛けておられるそうです。『日々勉強』とおっしゃる兼岡先生臨床の未来は研究が作り、臨床と研究は循環する超高齢社会に突入した日本の未来はこういう臨床家、研究者が担ってくれてるんだな~努力の上に成り立っているんだな~と、気持ちが完全にofficialからpersonalになっていました(笑)

最後にアインシュタインの言葉で講演を締めくくられました

If we knew what it was we were doing, it would not be called research, would it?
 (自分たちがやっていたことが何なのかわかっているなら、それは研究とは呼ばないよね?)

 

兼岡先生!これから益々のご活躍を遠く新潟の地よりお祈りしています。遠路おいでいただきありがとうございました

 

 日々是勉強!!!

 

 

 

図書館長ブログ「『サンタ・プロジェクト』にご協力いただけませんか?」

 

子どもの頃,お母さんやお父さんの膝の上に乗って,絵本を読んでもらった記憶はありませんか?寝る前に気に入ったお話の絵本を,何度も読み返してもらった事もあるでしょう.

 

また,今では大きくなった子どもに,そういえば昔…本を読んで!と,せがまれた記憶をお持ちの方もおられるかと思います.

 

絵本は,夢や希望を運んでくれるとてもステキなものです.

 

そんな「絵本」をプレゼントするという,病気や障がいのためになかなか外出できない子どもたちの世界を少しでも広げるために我々ができる小さなきっかけが,この「サンタ・プロジェクト」です.現在は新潟県内でも敬和学園大,新潟県立大を中心にプロジェクトの輪が広がっています.昨年度,本学でも30冊以上の善意が集まりました.

子どもの頃の思い出や夢を,見知らぬ子どもたちにも持ってもらいたい…もしそんな思いがありましたら,ご賛同いただければ幸いです.

 

皆様が選んだ絵本は,サンタ・プロジェクト有志の学生がサンタさんとなって届けます.今年度は村上総合病院小児科病棟・小児科外来,新潟県立村上特別支援学校,新潟県立東新潟特別支援学校にお届けする予定です.

 

1冊の共同購入でも構いません.複数冊,同じ本でも構いません.またインターネットで検索した本だけど…など情報だけでも構いません.TSUTAYAまで行く機会がないという方も,まずは本学図書館へお知らせください.

 

本学図書館は規模も小さく,情報量も少ない環境ですが,このプロジェクトは図書館から発信できる地域貢献のひとつとして,今後も継続したいと考えております.

多くの皆様からのご理解とご協力をいただけますよう,何卒よろしくお願い申し上げます.

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またまた、嬉しい知らせ!

先日、卒業生が尋ねてくれました少し前に俳句で山梨県教育委員会教育長賞受賞した彼女です。こちらのブログでも紹介させていただきました

なんと今度は

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『第27回伊藤園新俳句大賞』の佳作特別賞を受賞したそうですこれは受賞者だけがゲットできる非売品ボトルだそうですそんな貴重なお土産を持って遊びに来てくれました~嬉しい今年から社会人となった彼女ですが、私生活も充実していますね!これからも俳句を読む言語聴覚士として活躍して下さいね~。またの良い知らせを心待ちにしています

 

 

第2回「ヒューマン・ライブラリー」開館  (館長BLOG)

 112日(水)12:2050に,学内サロン教室にて第2回「ヒューマン・ライブラリー」を開館しました.学生10名,教職員9名が参集しました.

 今回のご担当は作業療法学専攻・長谷川裕先生でした.

 まず長谷川先生から『ヒューマン・ライブラリーとは?』の問いかけ….

“図書館に行った人が気になるタイトルを選んで本を手にして,最初に確認するのが『目次』ではありませんか?また皆さんは『目次』に書いてある項目から「これは…」と思ったページから読み始めることがありませんか…?”ということで,長谷川先生はご自身の話題の「目次」を提示してくださいました.そこで,とある参集者から目次にある項目を選んでもらい,開始…まさに「読み手」からのアプローチ!

 そこで選ばれたものは『患者さんから教わったこと』でした.

 伺った内容は,長谷川先生の思いの溢れるものばかりで,時に微笑ましく,時に涙あり,「患者さんから教わることで,私たちセラピストも成長させていただく」という実感のこもったものでした.中でも「患者さん一人一人が,まさに「ヒューマン・ライブラリー」である」というお話は,私たちの接する患者さんとのやりとり全てが患者さんの人生そのものに関わることであり,セラピストとして仕事に携わることの重要性を改めて感じさせられました.

 目次には他にも興味のあるタイトルが並んでいましたが,時間が短くて残念,次回のお楽しみとなりました.ですが,最後のまとめとしての「あとがき」から“Sense of wonder” (先生曰く,世界は驚異に満ちている,といった意味合いでしょうか…)という言葉をいただきました.何事にも興味を持つ,特にセラピストは人に興味を持って対象者の方と接することが大切!というところで締めくくりとなりました.

 本当にざっくばらんにお話しいただき,先生のお人柄を垣間見ることができた,貴重な時間でした.長谷川先生,お忙しいところありがとうございました.

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 次回開館は12月7日(水)12:20〜50,言語聴覚学専攻の大平芳則先生がご担当の予定です.皆さん,ランチを持ってサロン教室へどうぞお集まりください.わずかですがデザートを準備してお待ちしています.                (A)

第2回Human Library

11月2日()第2回HumanLibraryを開館しました

 

 学生・教職員あわせて20名近くの皆さまにお集まり頂き、デザートや温かい飲みものに学生さんから歓声が上がる和やかな雰囲気の中開館

 

 第2回の講師は作業療法学専攻の長谷川裕先生です

 

幾つかのタイトルの中から参加者に興味のあるお題を選んで貰うという形式で

 

参加者の学生が選んだテーマは「患者さんから学んだこと」

 

長谷川先生は「患者さんのことを話すと泣いてしまうんです・・・。」と仰り一瞬後ろを向いてから前を向き直し、患者さんに言われた言葉、患者さんの症状が良くなる中で感じた人間の可能性についてお話し下さりこらえ切れずに途中で涙を流される場面も・・・

 

先生の患者さんに対する熱い思いが会場に伝染し貰い泣きする教員もいました

 

時間の都合で1つのテーマについてしかお話し頂く事が出来ませんでしたが、是非またの機会にその他のテーマについても聞いてみたいと思いました

 

これから臨床の現場に羽ばたいていく学生さんも先生の熱い思いに心を動かされたのではないでしょうか

 

次回第3回の講師は言語聴覚学専攻の大平先生です

 

普段なかなか聞くことの出来ない先生たちの貴重なお話を聞ける機会ですので、興味のある方は是非お気軽にご参加下さい

 

毎回ご好評頂いているデザートコーナーも、次回は今回よりグレードアップするかも

 

ご期待ください