第2回「ヒューマン・ライブラリー」開館  (館長BLOG)

 112日(水)12:2050に,学内サロン教室にて第2回「ヒューマン・ライブラリー」を開館しました.学生10名,教職員9名が参集しました.

 今回のご担当は作業療法学専攻・長谷川裕先生でした.

 まず長谷川先生から『ヒューマン・ライブラリーとは?』の問いかけ….

“図書館に行った人が気になるタイトルを選んで本を手にして,最初に確認するのが『目次』ではありませんか?また皆さんは『目次』に書いてある項目から「これは…」と思ったページから読み始めることがありませんか…?”ということで,長谷川先生はご自身の話題の「目次」を提示してくださいました.そこで,とある参集者から目次にある項目を選んでもらい,開始…まさに「読み手」からのアプローチ!

 そこで選ばれたものは『患者さんから教わったこと』でした.

 伺った内容は,長谷川先生の思いの溢れるものばかりで,時に微笑ましく,時に涙あり,「患者さんから教わることで,私たちセラピストも成長させていただく」という実感のこもったものでした.中でも「患者さん一人一人が,まさに「ヒューマン・ライブラリー」である」というお話は,私たちの接する患者さんとのやりとり全てが患者さんの人生そのものに関わることであり,セラピストとして仕事に携わることの重要性を改めて感じさせられました.

 目次には他にも興味のあるタイトルが並んでいましたが,時間が短くて残念,次回のお楽しみとなりました.ですが,最後のまとめとしての「あとがき」から“Sense of wonder” (先生曰く,世界は驚異に満ちている,といった意味合いでしょうか…)という言葉をいただきました.何事にも興味を持つ,特にセラピストは人に興味を持って対象者の方と接することが大切!というところで締めくくりとなりました.

 本当にざっくばらんにお話しいただき,先生のお人柄を垣間見ることができた,貴重な時間でした.長谷川先生,お忙しいところありがとうございました.

 img_0109-002 img_0105-002

 次回開館は12月7日(水)12:20〜50,言語聴覚学専攻の大平芳則先生がご担当の予定です.皆さん,ランチを持ってサロン教室へどうぞお集まりください.わずかですがデザートを準備してお待ちしています.                (A)

第2回Human Library

11月2日()第2回HumanLibraryを開館しました

 

 学生・教職員あわせて20名近くの皆さまにお集まり頂き、デザートや温かい飲みものに学生さんから歓声が上がる和やかな雰囲気の中開館

 

 第2回の講師は作業療法学専攻の長谷川裕先生です

 

幾つかのタイトルの中から参加者に興味のあるお題を選んで貰うという形式で

 

参加者の学生が選んだテーマは「患者さんから学んだこと」

 

長谷川先生は「患者さんのことを話すと泣いてしまうんです・・・。」と仰り一瞬後ろを向いてから前を向き直し、患者さんに言われた言葉、患者さんの症状が良くなる中で感じた人間の可能性についてお話し下さりこらえ切れずに途中で涙を流される場面も・・・

 

先生の患者さんに対する熱い思いが会場に伝染し貰い泣きする教員もいました

 

時間の都合で1つのテーマについてしかお話し頂く事が出来ませんでしたが、是非またの機会にその他のテーマについても聞いてみたいと思いました

 

これから臨床の現場に羽ばたいていく学生さんも先生の熱い思いに心を動かされたのではないでしょうか

 

次回第3回の講師は言語聴覚学専攻の大平先生です

 

普段なかなか聞くことの出来ない先生たちの貴重なお話を聞ける機会ですので、興味のある方は是非お気軽にご参加下さい

 

毎回ご好評頂いているデザートコーナーも、次回は今回よりグレードアップするかも

 

ご期待ください