本日、大学院特別講義がありました。テーマは『筋力トレーニングによる認知症の予防と改善』で講師は総合能力研究所所長の本山輝幸先生です。先生は筑波大学大学院運動生化学研究室で脳と筋肉との研究をされ、その後認知症予防プロジェクト・認知症有病率調査などの国家プロジェクトメンバーとして、感覚神経に着目した認知症の予防・改善法を指導。現在は筑波大学附属病院認知力アップデイケアインストラクター・オリーブクリニックお茶の水デイケアインストラクター・のぞみメモリークリニック運動療法インストラクターとして、医療施設での運動指導に当たっておられます
講義では認知症の仕組みや現状について、2012年のデータで既に認知症を発症している患者さんと認知症予備軍(MCI)を合わせると900万人もの数になるとのショッキングな内容もありました。超高齢社会である日本が抱える大きな悩み事ですね。私は現実に祖父母や父母の姿を重ね、思い出し・・・納得できる部分が多くありとても勉強になりました
特別なことをしなくても生涯認知症にならない人もいる一方、認知症予防のため様々なことに取り組んでも発症してしまう人との差は脳と筋肉を結ぶ感覚神経のつながり具合による、脳に上がる刺激の有無にあるというのが先生のお考えです。というわけで座学のあとはどのように筋トレを行なったらよいのかの実技も行なって下さいました。参加した教職員も学生も悲鳴を上げながらの体験でした。普段運動不足の体には明日の筋肉痛が怖いです
実は先生は第24代ミスター神奈川ボディビルチャンピオンということで素晴しい筋肉の持ち主でしたこれはちょっとに収めることは出来ませんでしたが参加者にはクリスマスツリーのプレゼントもありましたよ~何のことか私には聞かないでくださいね・・・。最後に本日の講義内容が収められた先生の著書を図書館に寄贈して下さいました。
左が本山輝幸先生で、右は本学の高橋洋教授です。そうです実はこのブログにも時々登場するTガーデンのT教授です。お二人は筑波大学時代のお知り合いとのことでした。『ボケたくないなら筋トレをやりなさい』この図書は来週には図書館に配架させていただきます。みなさま今しばらくお待ち下さいね。待てない方はお買い求め下さ~い
ボケたくないから筋トレ頑張りますすでにMCIだったらどうしよ~~~
よ