国際交流 特別講義(モンゴル編)!

昨日12月2日(水)、学術委員会主催の『国際交流特別講義』がありました。今回の講師はモンゴルから新潟県に国際交流員として来られているクレルバタール・インドラさんです。とはいっても幼少期お父様のお仕事のご都合で日本に6年間住まわれた経験を持ち、日本の大学で4年間学んだ経歴をお持ちということでshine完璧shine流暢な日本語で発音も敬語も素晴しく、日本人としてちょっと焦りすら感じました。

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講演はモンゴル国の概要や文化の説明から、医療やリハビリ事情にいたるまで色々でした。モンゴルは1990年まで社会主義国家であり1992年にモンゴル人民共和国からモンゴル国へと国名も変わり、民主主義国家として大きく転換していきました。しかし医療の世界ではアメリカ・ドイツ・日本・韓国など、やっと海外で学ぶ機会を得た留学生が帰国した際、国によってそれぞれ考え方や方法が違う部分も多かったため統制が取れず「モンゴル式」を確立するためにはまだまだ時間が必要とのことでした。リハビリの概念も薄く、リハビリ専門職がいないため医師がリハビリを行なっている病院が多いようです。養成校はあるものの現在は理学療法の分野だけのようでした。個人的には平均寿命が65歳というお話に大きなショックを受けましたcatface

実は本学にモンゴルからの留学生がいます。作業療法を学んでいるのですがモンゴルには養成校がないとの事ですので彼女がモンゴルの作業療法界のレジェンドになるかもしれませんね!遠く離れた日本で頑張って勉強している彼女ですが今日はいつもとは違った笑顔でしたhappy01とても嬉しそうに楽しそうにモンゴル語で講師と話す姿を見てこちらも思わず笑顔になりました。新潟に来て約8ヵ月初めて母国語モンゴル語で会話したそうですsweat01

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右が講師のクレルバタール・インドラさん左が留学生のバドちゃんです。講演終了後本学の留学生も一緒にトーク(質問)コーナーに参加し、プライベートなお話などもありました。好みの男性のタイプとか・・・delicious学術委員会のメンバーが用意したモンゴルのクッキーをいただきながら和やかに進められ、最後は恒例の集合写真を撮りましたcamera

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母国語でも大変な医療の勉強。それを外国語で学んでいるのですから苦労は多いと思います。図書館に来館した彼女に聞くとやはり「漢字が・・・」と言っていました。日本人でも医療系の漢字は難しい字も多く読めないことが多いです。同級生も教職員もみんな応援しています!『レジェンド目指してがんばれ!!バドちゃんheart01』講師のクレルバタール・インドラさん、遠路ありがとうございました。これからも新潟リハビリテーション大学とバドちゃんをよろしくお願いしますconfident

 

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