本日紹介する、図書館で見つけた本はこちらです。
『誰からも「気がきく」といわれる45の習慣』
この世界で自分一人だけで暮していれば誰かに「気」を利かせる必要はないのかもしれません。しかし、私たちは家族、学校、会社や病院、地域などそれぞれのグループに属し、生活をしています。そのため、常に家族、友人、先輩、後輩など相手のことを思った言動や行動が対人関係を構築するために大切になってきます。
この本には、社会における対人関係を良好にし、また、自分の行動や仕事の効率をよくする45項目の習慣が実例とともに書かれています。是非、これから実習に臨む学生の皆様にも読んでほしいと思います。
本学では1年次から早期に社会生活に触れられるように1年生では見学実習、2年生では基礎実習、3年生では臨床評価実習、4年生では臨床総合実習と学外が多く設定されています。これらの実習は、まず、社会人としての心得と接遇マナー、相手気持ちを汲み取り行動する能力などが試されます。実習中は勉強不足から課題やレポート中心の気持ちが傾きすぎ、相手の気持ちを汲み取り行動することが困難な状況に陥る学生が多くみられます。
マニュアルはありませんので、この本に書かれた通り行動したほうがいいとはいえません。しかし自己中心的な態度や言動で自分中心の生活をするのではなく、相手が自分の言動でどう感じているのか、どう思っているのか常に考え行動することが必要です。
written by hoshino