新潟リハビリテーション大学
 
研究の秋

研究の秋

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このブログにもよく登場する本学のミニ花壇、今はコスモスが不揃いに咲いていて、風に揺られている姿は、とてもかわいらしく癒されます。秋ですね…。朝晩、ぐんと冷え込み、特に昨晩や今朝の外気は、涼しさを通り越して寒さ(私の感覚です。同じ温度でも冬から春に向かう時は、きっと暖かいと感じるのでしょう。)を感じるほどです。外気温の低下は、室内の温度にも影響しています。毎朝ブラックコーヒーにココナッツオイルを入れて飲んでいるのですが、昨日までは液体を保っていたのが、今朝は固体に変身していました。融点は24℃とのこと。逆にいうと昨日までの部屋の温度は24℃以上あったということです。

日本人のノーベル賞受賞者が続いて発表されています。とても喜ばしいことです。秋は、じっくりと腰を据えて研究を進めるにも良い季節です。大学教員にはいくつかの使命があり、その中に研究も含まれています。代表的な使命には、教育、研究、管理運営、社会貢献などがあります。それらのバランス・比重は、それぞれの置かれている立場によりさまざまでしょう。私のような立場の役職者は、どうしても管理運営の比率が高くなってしまいがちですが、講義や地域に密着した研究もしている私は、おそらく他学の学長とバランスが異なっていると思います。

私は現在、2つの公的研究費の研究代表者を務めています。ひとつは、研究者にはお馴染みのいわゆる「科研費」、もうひとつが「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」です。両者とも、以前のブログで少し紹介していますが、後者については今年6月に採択され、9月に補助金交付内定通知が届いたばかりで、本格的なスタートはこれからです。採択された大学の多くは関東圏の有名大学というなか、小さく歴史も浅い地方大学からのチャレンジを認めていただくことができました。期待に応えられるように頑張っていきたいと思います。文科省のホームページに事業の目的、内容をはじめ採択大学・研究プロジェクト名等の一覧が掲載されています。

http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shinkou/07021403/002/002/1218299.htm