新潟リハビリテーション大学
 
基礎研究

基礎研究

P1000776.JPG

最近、国内外のあちこちで凄惨な事件や大きな事故、災害等が相次ぎ、心が痛みます。

大学の事務窓口は今日から業務再開です。長期間にわたる閉鎖でご迷惑をおかけいたしました。

お盆休み、皆さんはそれぞれに過ごされたと思いますが、私はいつもどおり持ち帰り仕事や日頃サボっている家事(特に部屋の片づけ)などをしていたら、あっという間に終わってしまいました。せめて、お盆やお正月くらいは仕事や家事は忘れて大いに気分転換したいところですが…いつものパターンから抜け出せずにいます。次こそは…と思いつつ、いつになったらこの目標を達成できるのやら。

今日からしばらくの間は、休み前からの実験の続きを行っています。写真は実験室の一角に置いてある実験機器・器具類のいくつかです。中央に写っているのは、鮮度チェッカーという、肉や魚の鮮度を電気泳動法で調べる機械です。私は以前のブログで紹介したとおり、鶏ムネ肉を用いた研究を行っているので、鶏ムネ肉の鮮度を調べるのに使っています。鮮度を調べるには微量の試薬を用いるため、マイクロピペットという実験器具を使っての操作も必要になってきます。このように、基礎研究においては、一般的なリハビリの現場では、ほとんど目にしないような作業を行ったりします。私はもともと歯科の基礎研究(口腔生理学)分野出身ということもあり、臨床研究よりは地道にコツコツと進めていける基礎研究の方が向いているのかもしれません。