新潟リハビリテーション大学
 
より良い大学に向けての点検評価

より良い大学に向けての点検評価

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雨上がりのしっとりとした空気の中で、ユリの花が凛として咲いています。本学E棟入り口前の花壇には、ユリのほかにも色とりどりの花々が、今が盛りといわんばかりに美しい姿を見せてくれています。

早いもので今日から7月。私の身辺はどんどん慌ただしくなってきました。あれもしなきゃ、これもしなきゃ…と、いくつもの事を同時に進めていて、机の上には多くの書類が片付ける暇もなく散乱しまくっています。処理忘れ防止のために、手をつけている書類は、すべて一目で見わたせる位置に広げておかないと気が済まないといった変な性分のために、余計にスペース不足となってしまうのです。(でもこれは、単なる言い訳ですよね。)

学長室を訪ねてくる教職員も、入れ替わり立ち替わりで、順番待ちの時もあるくらいに盛況です。そのたびに一瞬で話題を全く違うものに切り替えなくてはならず、ちょっとした脳トレにもなっている気がします。

今日は3年生への講義の後、自己点検評価委員会を開催しました。本学は小さい大学で教職員数も多くないのですが、大学と名の付く限り、その体制は大規模大学とほぼ同じように整える必要があります。そのため、一人の教員がいくつもの学内委員会を掛け持ちして管理運営に当たらなければならず、どうしても負担が大きくなってしまいます。私自身も委員長となっている委員会名をすぐには答えられないほど多くの委員長を兼務しています。管理運営のほかに、教育、研究、地域貢献等も大学教員の使命であるため、それらの時間配分をどうするかも、大きな課題となっています。

大学は自己点検評価を毎年行い、さらに外部評価を最低でも7年ごとに受審することが義務づけられています。本学は平成25年度に、大学基準協会の外部評価を受け、大学基準に適合しているとの認定をいただきました。しかし、大学を取り巻く環境は日々変化しています。この“合格”に甘んじることなく、常により良い大学となるよう努力を怠らずに続けていくことが大切だと考えます。