新潟リハビリテーション大学
 
学生に開かれた学長室に

学生に開かれた学長室に

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昨日から、後期の学長ゼミがスタートしました。後期は、基本的に金曜の5限の時間帯に設定しています。写真は、始まる前に、参加学生たちがお菓子や飲み物を選んでいるところです。先の学長ブログで予告したとおり、後期は前期と少しやり方を変えて、その日のゼミテーマとは関係ないフリートーキングの時間も長く設けるようにしました。

フリートーキングとはいっても、学長ゼミには、毎回、専攻や学年の異なる面識のない学生たちが希望して集まってきますので、話を盛り上げるためには工夫が必要です。今回は、大きなサイコロとスゴロクを使って、とまった箇所にあらかじめ設けて置いた質問事項に、一人ずつ順番に答えながら話題をふくらませていく方式にしました。質問には、学生たちばかりでなく図書館司書や私も答えていきましたので、学生たちには私たち教職員の意外な?一面も知ってもらえたかもしれません。

そして、みんなに聞いていく質問事項のひとつとして、「大学の中で好きな場所はどこ?」というのが選ばれました。この質問に対し、図書館司書は、なんと、「〇〇だから学長室が好き」と答えてくれました。この答えを聞いた学生たちは、ゼミ終了後、「〇〇」を確かめに、こぞって学長室に立ち寄ってくれたのでした。

夏休み前に、本学の学生キャリア支援委員会が行った「学生満足度アンケート」の集計結果ならびに自由記述に対する回答を、今週初めに学内の廊下の壁に掲示いたしました。自由記述に対する回答は、関係する部署の教職員がひとつひとつ丁寧に作成記述したものです。そして、あわせて、スーパー等にある「お客様の声」をまねた意見箱を設置し、意見が寄せられた場合には、随時、回答していくことに決めました。

私が担当した回答の中で、「要望や困ったことがあったらいつでも学長室に」というようなことを書いたら、早速に反響があり、以後毎日、学修相談に通ってくるようになった学生たちもいます。私の専門外の質問を投げかけられても、いっしょに本やネットで調べて答えを見つけていく作業を通して、学生たちはどんどんヤル気や意欲を出していってくれます。また、意見箱の活用もすでに一件ありましたが、投函された内容については、その場ですぐに解決することができました。

学内の風通しをよくし、学長室も学生に開かれた場にしていきます。