新潟リハビリテーション大学
 
今年もPROG(ジェネリックスキル測定)テストを実施しました

今年もPROG(ジェネリックスキル測定)テストを実施しました

季節を先取りして暑かった数日前と比べ、ここ1~2日は肌寒く、ぐずついた天気の日が続いています。6月に入って衣替えの季節となりましたが、まだ上着は手放せません。それに、昨日の朝は横なぐりの大雨にあたってしまい上から下までびしょ濡れ状態でブルブル、靴の中も帰路につくまで乾かずぐっしょりのままでした。

 さて、3年前から大学院(村上本校)1年生に先行実施し、昨年度からは学部のリハビリテーション心理学専攻の全学年の学生にも導入を始めた“PROGテスト”を529日(月)~62日(金)の週に、日程を分けて実施いたしました。それぞれの学生で履修している選択科目が異なるため、同一日に全員一斉にテストを実施することが困難となり、分散形式で実施することになりました。

 PROGProgress Report on Generic Skills)とは、社会で求められる汎用的な能力・態度・志向(ジェネリックスキル)を育成するためのプログラムで、PROGテストは、プログラムの一環として、学生ひとりひとりのジェネリックスキルを測定するものです。リテラシー(知識を活用して問題解決する力)とコンピテンシー(経験を積むことで身についた行動特性)の2つの観点を測定する2種類のテストが用意されています。

 テストにより、対象とした学生集団のスキルの傾向が明らかになり、我々教員が、今後どのように彼らのスキルを伸ばしていけば良いかを、分析結果のデータや解説会を通じて知ることができます。個々の学生にもテスト結果や分析結果が返却されるため、学生もジェネリックスキルを意識化し、自身の現状を客観的に把握することで、自身の弱みや強みを知ることができます。そのような気づきによって、大学での学びがより主体的なものになることも期待されます。