新潟リハビリテーション大学
 
働き方を考える

働き方を考える

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愛犬のマルチーズ(8歳オス)です。手入れをしやすいように毛は短くカットしてあります。学長に就任が決まった昨年度末から忙しい日々が続き、あまりかまってあげられなかったので、連休中に少しは遊んであげようと思っています。

さて、昨日はメーデー。多様化している働き方について、改めて考えてみようと思いました。政府は今国会で、「高度プロフェッショナル制度」の創設などを盛り込んだ労働法制の見直しを進めています。時間に縛られない効率的な働き方を目指していますが、一方で、長時間労働が助長される可能性があるとの指摘もなされています。本制度の適用には年収要件が定められていますので、少なくとも現時点では、ほとんどの大学教員は適用外と思われます。

類似の制度に裁量労働制があり、本学の専任教員には専門業務型裁量労働制が適用されています。専門業務型裁量労働制とは、厚生労働省労働基準局監督課によると、「業務の性質上、業務遂行の手段や方法、時間配分等を大幅に労働者の裁量にゆだねる必要がある業務として厚生労働省令及び厚生労働大臣告示によって定められた業務の中から、対象となる業務を労使で定め、労働者を実際にその業務に就かせた場合、労使であらかじめ定めた時間働いたものとみなす制度」とのことです。定められた業務は19あり、そのうちの12番目の業務として、(12)学校教育法(昭和22年法律第26号)に規定する大学における教授研究の業務(主として研究に従事するものに限る。)が掲げられています。

私自身の毎日はどうかというと、朝四時半に娘のケイタイから流れる大爆音(すぐに起きられるようにと私が頼んで設定している)の音楽により起床。愛犬の世話をし(夜の世話は娘が担当)、朝シャン、身支度、洗濯機を回し…バタバタとキッチンで立ったまま朝食を食べ、主な新聞記事とチラシにさーっと目を通し、七時前には家を出てJR2路線+スクールバスで大学に到着。雑多な業務をこなし、夕食は帰りのJR車中で簡単に済ませ、帰宅後は自家製ケフィアヨーグルト+プルーン+はちみつで栄養補給(若さと美容と健康を保つため)をし、再度、洗濯機を回しながら(朝は犬、夜は人の洗濯物です。)、持ち帰り仕事のためPCに向かい、そのままいつのまにかウトウト…気づいて慌ててベッドに移動するという、ダラダラの仕事生活で、通勤時間>睡眠時間という世界を突っ走ってきました。

学長となって一ヶ月、多くの人との出会いもあり、4月始めに新しく100枚刷った名刺も残り3枚となりました。かくも多くの人たちと挨拶をかわしたのだと思うと感慨深くなります。これからもいろいろなつながりを大切にし、そして、より良い働き方を模索しながら、パワフルに頑張っていきます。健康第一、体調管理には気を付けながら…。