第7回『Human Library』開館!

12月12日(水)今年度2回目となる第7回『Human Library』を開館しました。講師は副学長でリハビリテーション心理学専攻教授の阿久津洋巳先生です。阿久津先生は今年度よりの着任ですので、講義を受けたことのない学生さんの方が多いですね。かくいう私も阿久津先生とはあまりお話させていただいたことがなく今回貴重な時間となりました^^

 

今回もお昼休みを利用した時間帯でしたのでランチョン形式とし、図書館モットーに則りちょっと手をかけてクリスマス気分を味わいました。学生さんたちも喜んでくれました。色々(というほど種類はありませんが・・・)チョイスし席に着き、さ~いよいよ始まりです。

阿久津先生は栃木県のご出身だそうです。高校卒業後ストレートに大学に進学したのではなく4年間学費の為のアルバイトや受験勉強の時間を経て、しっかりと準備の後大学へと進学されたそうです。その時点で現役の学生とは4歳の年の差があったんですね~。話は反れますが昔は(すぐ昔話を始める昔の人でスミマセン)今より浪人生って多かったような気がします。大学も少なかったですしね~~

大学を卒業後、大学院にて研究者への道へと進まれます。はじめに謝罪します・・・研究の内容が難解すぎて理解が出来ずここで説明することができません。申し訳ありません。大学院卒業後研究を進めながらアメリカ留学の準備を始められたそうです。そして30代に入ってすぐアメリカへと旅立ちます。およそ20年のアメリカ生活を経て帰国し日本の大学で教鞭をとられることに。教育心理学などを担当し今年度より本学においても教育心理学や統計心理学などを担当しておられます。研究者・教育者としての長いキャリアの中でおよそ半分の時間をアメリカで過ごされた阿久津先生。先生のお話の中で疑問に感じたことを最後に図書館長が質問して下さいました。お金の話です。先生は「お金がなかった」とおっしゃっていましたが、日本でもなくアメリカでどう生活をしていたのか?疑問でした。『お金が貰える大学を選んだ』そうですが、そう簡単に学費や生活費が貰えるなんてそうあるとは思えないですよね。困ったときに手を差し伸べてくれる人、悩みを話せる人、目標とする尊敬できる人、憧れの人、そういう人がいると人生が豊かになり道も開けてくるのかもしれません。阿久津先生、貴重なお話ありがとうございました。

将来海外留学をお考えの方、先に、阿久津先生の研究室の扉を叩いてみるのもいいかもしれません。