「ことばとこころの健康教室」を開催しました

本学の言語聴覚学専攻は、平成30年度より大学院での教育へ移行するため、現在は学生募集を行っておりませんが、現在は2年生~4年生までの学生が在籍しています。学生数は他の専攻に比べて少ないですが、教員が行う研究や地域活動のお手伝いを学生たちは積極的に行っています。その経験を今後の実習に役立てることができるのも、研究などにご協力してくださる方々のおかげです。

言語聴覚学専攻では、新潟県下越地区の脳損傷後の失語症や高次脳機能障害をお持ちの方を対象に「ことばとこころの健康教室」を開催することになり、先日、第1回目の教室が行われました。この教室は、対象者の方の健康増進、機能回復の場を提供すると共に、本学学生の知識向上や優れた言語聴覚士の育成を図ることを目的としています。

この「ことばとこころの健康教室」は全5回の開催となっており、今後は健康チェックや個別機能訓練、集団訓練、ご本人とご家族への指導などを行う予定です。
初めての試みではありますが、障害をお持ちの方の生活が、今までより少しでも向上するよう、本学の教員や学生がお手伝いできれば幸いです。

 

 

井上

新潟県障がい者スポーツ大会(陸上競技)にボランティアとして参加しました!

こんにちは!
本日は、2018年5月13日(日)にデンカビッグスワンスタジアムで開催された、
新潟県障がい者スポーツ大会(陸上競技)にボランティアとして参加しました!
小雨の降る中,選手の皆さんの奮闘をサポートさせていただきました.

以下,参加学生の感想です.

・今回の大会は、とてもレベルが高くて、見ていて感動しました。また、多様な障害のある方々と実際に接することによって、コミュニケーションのとり方や、知識面でも、勉強になりました。

・今回のボランティアに参加して改めてスポーツの楽しさを感じました。
参加している人はみんなイキイキとしていてとても楽しそうでした。間近で頑張る人の姿を見て私も頑張ろうという気持ちになりました。大会はたくさんの人に支えによって運営されています。私もそのうちの1人になれるようにこれからも一生懸命頑張りたいと思います。

・初めて障害をもっている方たちの陸上スポーツ大会を見させてもらいました。
健常者と変わらず速い方達もたくさんいて、ハンデがあっても、一生懸命頑張っているのが伝わりました。また、周りの方も挨拶を笑顔で返してくれてボランティアをしてよかったなと言う気持ちになりました。また機会があれば、様々なボランティアをしたいです。

・ビックスワンスタジアムで開催される陸上大会のボランティアをするのは、2回目です。今回は客席近くでボランティアの仕事をしました。子供達を一生懸命、応援していたご家族の方や大会に参加していた生徒さん達を見て、すごく感動しました。競技を終えて、帰ってくる子供達に「お疲れ様でした!」と声をかけると嬉しそうにしていたのが印象に残っています。

・陸上サポートをしながらも選手の全力で走っている姿を見てスポーツの面白さや素晴らしさを改めて感じました。

・今回、陸上大会のサポートとして参加させていただきました。多くの学生スタッフがいて緊張もしましたが、自分に与えられた仕事をちゃんとこなすことが出来よかったです。また、トラック競技を観戦していて、とても速いタイムが多くでていて凄い!と思いました。来年もまた参加したいと思いました。

・違う学校でもみんなで励ましあって競技をしていたのでコミュニケーションの大切さを改めて実感しました。

・私は障がい者陸上大会のボランティアは2回目でした。前回は役割を果たすことでいっぱい
でしたが、今回は選手ひとりひとりの活躍する姿をよく見ることができました。自分の練習の成果を発揮するために一生懸命だったことが印象に残っています。

ひとりのアスリートとしてのまなざしが輝いていました。これからも機会があればボランティアに
参加し、また熱いまなざしを応援したいと思いました。
2020年パラリンピックを控え,障がい者スポーツの世界もさまざまな活動が広がっています.「する」スポーツだけではなく「観る」スポーツの楽しさも,ボランティア活動を通じて得られることがたくさんあります.これからも地域を支援する活動に積極的に参加したいと思います.

 

理学療法学専攻教員 粟生田博子