地域みんなで子育てしようよ~第6回学校と地域を結ぶオープンセッションに参加して

8月3日、暑い日差しの照りつける中、村上市総合文化会館にて、第6回学校と地域を結ぶオープンセッションが開催されました。

主催は村上市教育委員会・「郷育のまち・村上」推進実行委員会、NPO法人都岐沙羅パートナーズセンター、参加者は村上市内小中学校24校の教職員・PTA、市内11地区の地域コーディネーター、地域で活動している各種団体(24団体)でした。

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私たちは「地域の健康分野の団体」として、学長の野田先生、宮岡先生、そして私(和田)の3名にて参加させていただきました。

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学校関係者だけで50名近くの参加だったので、全体では100名を超える人が、「地域みんなで子育てをするには」というテーマを掲げて、問題点の指摘や改善策などを話し合いました。おもに、地域の団体が学校教育に参画する際に支障になっていると思われることは何か?ということが議論の中心でした。

直接話してみると、小中学校の先生の悩み、地域コーディネーターの悩み、地域の団体の悩みがそれぞれ浮き彫りになってきました。

それはわかっていることだけど、どうしようもないよね、ということから、今すぐ改善できることまで、白熱した意見の交換が見られました。

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大学の参加は今回が初めて。

たくさんの小中学校の先生に興味を持っていただき、「学校の案内をください!」と言われ、「どのようなこと(出前講義など)をできるか?」とのご質問をたくさん受けました。村上地域のみなさんが、大学を受け入れてくださっている実感があり、つながりたいと感じていらっしゃる先生も多いと感じ、本当にうれしく思いました。

 

村上の地に、大学がしっかり根を下ろし、将来、「小学校のころに、先生の話を聞いてリハビリに興味を持ちました!」という学生が入学してくることを夢見て・・・・更には、地域のみなさんが、我々の大学を誇りに思ってくださるよう頑張ろう・・・・そんな思いを抱きながら帰ってきました。

 

リハビリテーションの世界も、大学教育を含めた教育の世界でも、人と人との出会い、つながりは本当に大切です。

この日つながることができた先生方や地域のみなさんに感謝して、これからも地域とともに、成長していきたいと思います。

・・・・・って、なんだか選挙演説みたいになってしまった・・・・・あしからず                  

 

この機会を作ってくださった村上市教育委員会、「郷育のまち・村上」推進実委員会、都岐沙羅パートナーズセンターの皆様、ありがとうございました。

                                                              言語聴覚学専攻教員 和田有子