教員紹介
髙橋 圭三(たかはし けいぞう)
職位 特任講師
学位・資格 博士(歯学)・言語聴覚士
所属(学部) 医療学部リハビリテーション学科 共通専攻
所属(大学院) リハビリテーション研究科リハビリテーション医療学専攻 言語聴覚障害コース 
学生へのメッセージ 学生たちは今、とても貴重な勉強をしており、貴重な時間を過ごしています。友達と励まし合い、楽しく頑張って、夢に向かってください。
担当科目[学部] 音響学
聴覚心理学
成人聴覚障害学
聴覚医学
耳鼻咽喉科学
言語聴覚学演習Ⅰ
言語聴覚学演習Ⅱ
生理学実習
臨床見学実習
基礎実習
評価実習
総合実習

プロフィール

学位の取得年 2016年(平成28年)3月
最終学歴 新潟大学大学院 歯学研究科
所属学協会等 日本言語聴覚士協会、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会、日本嚥下医学会、新潟県言語聴覚士会、新潟歯学会、阿賀北口腔リハビリテーション研究会、ディサースリア学術臨床研究会

研究業績等

研究専門領域

嚥下障害領域

1.高橋圭三,佐藤厚,高橋育代,藤井健,佐藤成登志,圓城武雄,竹内幸美:
老人保健施設に於ける言語聴覚士の役割,第4回新潟県老人保健施設大会,2000.
2. 高橋圭三,佐藤厚,圓城武雄,竹内幸美:
介護老人保健施設に於ける集団嚥下体操の試み,第11回全国介護老人保健施設大会(三重県),2000.
3. 高橋圭三,佐藤厚,萩尾一夫,竹内幸美:
介護老人保健施設に於ける集団嚥下体操の試み-安全でスムーズな食事のために-,第5回新潟県介護老人保健施設大会,2001.
4. 高橋圭三,藤井健,佐藤成登志,熊西敏郎,竹内幸美:
介護老人保健施設に於ける集団嚥下体操の試み(第2報),第12回全国介護老人保健施設大会(東京),2001.
5. 高橋圭三,藤井健,佐藤成登志,熊西敏郎,竹内幸美:
介護老人保健施設に於ける集団嚥下体操の試み-嚥下体操がもたらす効果-,第6回新潟県介護老人保健施設大会,2002.
6.(分担執筆)高橋圭三:施設入所者の状態にあった誤嚥の予防策と食事環境整備の実際,日総研,介護施設管理,2002.
7. 高橋圭三,藤井健,佐藤成登志,熊西敏郎,竹内幸美:
介護老人保健施設における嚥下体操の試み,嚥下体操がもたらす効果,第1回介護老人保健施設北陸甲信越地区ながの大会(長野),2002.
8. 高橋圭三,高橋育代,佐藤成登志,竹内幸美,熊西敏郎:
介護老人保健施設に於ける集団嚥下体操の試み-痴呆の程度別に於ける嚥下体操の効果-,第13回全国介護老人保健施設大会(福岡),2002.
9. 高橋圭三,藤井健,高橋育代,竹内幸美,熊西敏郎:
嚥下体操による嚥下機能の改善-知的レベルから観た解析-,第7回新潟県介護老人保健施設大会,2003.
10. 高橋圭三,藤井健,高橋育代,山際梢,竹内幸美,熊西敏郎:
食事時のムセの改善,第14回全国介護老人保健施設大会(札幌),2003.
11. 高橋圭三,藤井健,高橋育代,遠藤梢,竹内幸美,熊西敏郎:
摂食・嚥下における各職位の役割と連携,第15回全国介護老人保健施設香川大会,2004.
12. 高橋圭三,倉智雅子,浅海岩生:
健常若年者の舌骨上・下筋群活動に及ぼす前舌保持嚥下法の影響,第35回日本嚥下医学会(高知県),2012.
13. Keizo TAKAHASHI, Masako FUJIU-KURACHI:
Effects of the Tongue-hold swallow upon the electromyographic activities of the submental and infrahyoid muscles in young healthy adults. Dysphagia Research Society Post-Graduate Course and 20th Annual Meeting (Toront, Ontario, Canada),2012.
14.(分担執筆)倉智雅子,高橋圭三:
咽頭期障害に対する嚥下リハビリテーション,全日本病院出版会,ENTONI,2013.
15.高橋圭三,山﨑暁,星野浩通,阿志賀大和:
臨床実習中の指導者における学生へのハラスメントについ-アンケート調査による実習指導者の認識度と注意度-,第26回教育研究大会・教員研修会,2013.

研究紹介

摂食・嚥下障害領域の研究を主としており,現在「舌圧センサーシートを用いた前舌保持嚥下法のメカニズムに関する研究」というテーマで本学教授の倉智先生とともに行っている.内容は,前に出した舌を上下の前歯ではさみ,動かないようにして唾液を飲み込む動作が,飲み込みの際にはたらく筋肉の力を高める訓練になるのかを検討するもので,"舌圧センサーシート"と呼ばれる圧センサーを口蓋(口の中の天井に相当する部分)に貼り付けて口の中の圧変化を調べることで解析しようとしている.
 また,新潟大学大学院にて,同じく舌圧センサシートを用いて,経皮的頚部電気刺激の嚥下時の影響を解析しようとしている.本研究では舌骨下筋群への頚部電気刺激が舌圧に及ぼす即時効果を検討することを目的として進めている.

受賞歴

高橋圭三,他:介護老人保健施設に於ける集団嚥下体操の試み-嚥下体操がもたらす効果-,第6回新潟県介護老人保健施設大会学術奨励賞,2002.
高橋圭三,堀 一浩,林 宏和,谷口裕重,井上 誠,舌骨下筋群への経皮的電気刺激が嚥下時舌圧に及ぼす即時効果.日本摂食嚥下リハビリテーション学会奨励賞,東京,2014年9月6日.

社会的活動

1.テレビ放映(スカイパーフェクTV)「シルバーチャンネル:介護最前線#17・こんにちは老健です」にて,実際に嚥下体操している様子と,第1回介護老人保健施設北陸甲信越地区ながの大会(長野)での発表を通して,嚥下体操の実際の方法および有効性について放映した.(2002)
2. 平成14年度長野県老人保健施設協議会,食事サービス部会(長野県)にて,栄養士,リハビリーテーションスタッフ,看護師などを対象に,摂食・嚥下障害への取り組みについて講演と実技指導を行った.(2003)
3. 「老人施設における摂食・嚥下"Q&A"みなさんの悩みに答えます(パネラー)」摂食・嚥下セミナー(全国介護老人保健施設協会主催,東京)にて,全国の施設に勤める介護,看護,リハビリテーションスタッフを対象にしたセミナーで,言語聴覚士としての摂食・嚥下の取り組みを紹介し,質問に答えた.(2003)
4. 全国介護老人保健施設協会主催の摂食・嚥下セミナーに参加し,その伝達講習会を新潟県内のリハビリテーションスタッフ,介護士,看護師などを対象に講演やグループディスカッションの指導を行った.(2004)
5. 口腔ケアマニュアル(介護関係者向き手引き)を,厚生労働科学研究費補助金(長寿科学総合研究事業)分担研究,行政機関・歯科医師会等の連携による要介護者口腔保健医療ケアシステムの開発の一環として,様々な職位からの食事への取り組み方,口腔ケアの方法などを一般および介護者向けに作成した.(2004,口腔ケアマニュアル作成委員会:橋本身江子,川上良子,石井る美,高橋圭三,高橋純子,大内章嗣,伊藤加代子,石上和男,杉本智子)
6. 上記の作成した口腔ケアマニュアルに於ける摂食・嚥下リハビリテーションとして,老人施設関係者,一般を対象に,講習・実技の指導と,グループディスカッションを行った.(2004,講師陣:伊藤加代子,杉本智子,高橋圭三,石井る美,川上良子,泉美樹子)
7. 新潟県新発田市からの依頼で,新発田地域の看護師,介護士,一般の方などを対象に摂食・嚥下に関する取り組みの講演を行った.(2005)
8. 新潟県阿賀野市からの依頼で,新発田地域の看護師,介護士,一般の方などを対象に摂食・嚥下に関する取り組みの講演を行った.(2005)
9. 「ディサービス花はな」の開設に伴い,施設の摂食・嚥下の取り組み方法について介護士,看護師らを対象に指導を行った.(2006)
10. 広報誌「老健にいがた」で講座「老健施設に於ける摂食・嚥下の取り組み」を執筆した.(2006)
11. 「平成23年度下越地区地域歯科保健研修会」の講師として,摂食・嚥下困難者の評価と支援をテーマに新発田市の在宅サービスや介護保険施設などで高齢者の食事に関わる介護士,看護師,リハビリテーションスタッフなどに対して,摂食・嚥下障害における基礎知識,具体的な取り組み方法など講義と実技指導を行った.(2011)
12. 「平成24年下越地区地域歯科保健研修会」の講師として,「おいしく,安全な食事支援のためにできること」をテーマに,新発田市の在宅サービスや介護保険施設などで高齢者の食事に関わる介護士,看護師,リハビリテーションスタッフ,歯科衛生士,ケアマネージャーなどに対して,食事介助方法や具体的な食事時の取組み方法など講義と実技指導を行った.(2012)

デジタルパンフレット
学校法人 北都健勝学園
新潟リハビリテーション大学
0254-56-8292

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