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教員紹介

宮岡 里美(みやおか さとみ)
職位 リハビリテーション心理学副専攻長・心の健康科学コース長(大学院)・教授
学位・資格 博士(歯学)・言語聴覚士・介護支援専門員・認定心理士・日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
所属(学部) 医療学部 リハビリテーション学科 リハビリテーション心理学専攻(RP)
学生へのメッセージ 部屋のホコリは掃き出すべし。心のホコリは絶対に棄てるべからず!
担当授業科目[大学] 心理学概論
生涯発達心理学
学習心理学
認知心理学
健康心理学
食の心理学
心理測定法
心理学研究法
心理学実験演習
栄養学
言語聴覚学演習I(基礎)
言語聴覚学演習II(専門)
担当授業科目[大学院] 摂食・嚥下障害ケーススタディ・研究方法論
研究指導

プロフィール

学位の取得年 学位:博士(歯学)(新潟大学)  2002年(平成14年)
最終学歴 1998年4月- 2002年3月 新潟大学 大学院歯学研究科 口腔生理学専攻
所属学協会等 日本心理学会、日本言語聴覚学会、日本摂食・嚥下リハビリテーション学会、日本官能評価学会、日本味と匂学会
研究者情報 http://researchmap.jp/read0138488

研究業績等

研究専門領域

食の心理、摂食・嚥下機能障害、口腔機能向上による介護予防

研究紹介

 私は長年新潟県内の複数の病院で言語聴覚士として勤務していました。ある時、食べ物をいつまでも噛み続け、あるいは絶対に飲み込もうとしない患者様方に困り果て、しかし一方でそのような食行為を不思議に思いました。そのような不自然な食行為をも含め「摂食嚥下障害」と称せられています。今、何故食べないのか、食べられないのか?の一端を心理面から、あるいは感覚・運動面から研究しています。近年、医療機器の進歩に伴い、食べる行為に関する運動面の解明は進んでおりますが、直接は目に見えない感覚面(味覚・嗅覚)の解明は未知の部分が多い状態にあります。私が研究しているテーマは、ヒトは風味(味覚と嗅覚)をいかに感知しているのかに焦点を当てています。これが、食のリハビリへ一つの科学的根拠を提供できると期待して取り組んでいます。

研究課題

1)宮岡里美(研究代表者)
「固形食品を用いた風味反応時間の研究」
日本学術振興会科学研究助成事業 基盤(C), 課題番号26350106, 2014年4月-2018年3月

2)宮岡里美(連携研究者)
「食品風味による体性・自律反応の研究」
日本学術振興会科学研究助成事業 基盤(C), 課題番号16K00830, 2016年4月-2019年3月

受賞歴

表彰:日本学術振興会 H28年度「科研費」審査委員,2016年9月

著書

宮岡 里美
歯科医療 私の視点から(分担執筆) 第4章「食べる姿を見てほしい」
日本歯科新聞社 2008年

社会的活動

1)学会発表
・宮岡里美、宮岡洋三
果汁風味の検知及び認知の量的・質的評価:咬筋表面筋電図を用いて
第22回日本摂食嚥下リハビリテーション学会,新潟,2016年9月23-24日

・岩森大、宮岡里美、井上誠、宮岡洋三
飲料におけるとろみ付与の違いと撹拌操作が及ぼす影響
第22回日本摂食嚥下リハビリテーション学会,新潟,2016年9月23-24日

・Miyaoka S, Miyaoka Y
Influence of breathing and chewing on the timing of flavor detection
Organizing Committee of the 17th International Symposium on Olfaction and Taste, Yokohama, 2016/5-9

・岩森大、山崎貴子、伊藤直子、宮岡里美、井上誠、宮岡洋三
とろみ調整食品を付与した「あん」が嚥下調整食の食感に及ぼす影響
日本官能評価学会2015年度大会, 東京, 2015年11月7日

・宮岡里美、宮岡洋三
果汁風味の検出時点と呼吸位相との関係
日本味と匂学会第49回大会,岐阜, 2015年9月24日

・宮岡 里美、山崎 貴子、伊藤 直子、宮岡 洋三
咬筋表面筋電図を用いた果汁風味の検出時間測定
日本味と匂学会第48回大会, 静岡, 2014年10月2-4日

・岩森大、蘆田一郎、宮岡里美、井上誠、宮岡洋三
とろみ調整時における撹拌周期の変動について
第20回日本摂食嚥下リハビリテーション学会, 東京, 2014年9月6-7日

・岩森大、山崎貴子、伊藤直子、宮岡里美、井上誠、宮岡洋三
撹拌と時間経過がとろみ調整に及ぼす影響
日本官能評価学会2013年度大会, 東京, 2013年11月9日

・岩森大、山崎貴子、伊藤直子、宮岡里美、井上誠、宮岡洋三
とろみ調整時における撹拌指示の効果について
第19回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会, 岡山, 2013年9月

・宮岡洋三、蘆田一郎、岩森大、玉木有子、川上心也、宮岡里美
咀嚼時舌骨上筋群活動の食品識別能
日本官能評価学会2010年度大会, 東京, 2010年11月

・宮岡洋三、蘆田一郎、岩森大、玉木有子、川上心也、宮岡里美
咬筋活動パタンの食品識別能
日本官能評価学会2009年度大会, 東京, 2009年11月

・宮岡洋三、蘆田一郎、宮岡里美
食品特性による咬筋活動パタンの分化
第51回歯科基礎医学会, 新潟, 2009年9月

・宮岡里美、平野秀利、宮岡洋三、山田好秋
頭部課題運動の質的評価法
第44回歯科基礎医学会, 東京, 2002年10月

・宮岡里美、宮岡洋三、山田好秋
随意的頭頸部運動の動的可動域測定
第43回歯科基礎医学会, 埼玉, 2001年9月

・宮岡洋三、宮岡里美、山田好秋
食塊量評価に対する温度の影響
第43回歯科基礎医学会, 埼玉, 2001年9月

・宮岡洋三、宮岡里美、山田好秋
咀嚼・嚥下機能に及ぼす加齢の影響
第7回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会, 東京, 2001年9月

・宮岡里美、平野秀利、宮岡洋三、山田好秋
頭頸部可動域の動的測定
平成13年度新潟歯学会第1回定例会, 新潟, 2001年7月

・Miyaoka, Y., Miyaoka, S., and Yamada, Y.
Sensory evaluations related to swallowing
第78回日本生理学会, 京都, 2001年3月

・宮岡里美、宮岡洋三、山田好秋
食塊量と嚥下困難度の関係について
第6回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会, 倉敷, 2000年9月

・宮岡洋三、藤本誠、川内博、宮岡里美
食事の心理:健常成人を対象とした調査
第6回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会, 倉敷, 2000年9月

・Miyaoka, Y., Miyaoka, S., and Yamada, Y.
The optimal volume for a swallow in healthy subjects
第77回日本生理学会, 東京, 2000年3月 東京

・宮岡里美、宮岡洋三、山田好秋
経管栄養から経口摂取への移行に伴う高次精神機能の改善
第5回日本摂食・嚥下リハビリテーション学会, 横浜, 1999年9月

・宮岡洋三、宮岡里美、山田好秋
至適一回嚥下量に関する研究
第41回歯科基礎医学会, 東京, 1999年9月

2)学会・研究会等での講演, シンポジウム
・宮岡里美
認知症予防は綺麗なお口と笑顔から
村上市神林地区長寿大学第10回学習会,村上, 2017年3月

・宮岡里美
介護予防は綺麗なお口と笑顔から ~食べる機能アップ~
新潟市健康福祉課(江南区家族介護教室),新潟, 2016年11月

・宮岡里美
安全に美味しく楽しく食べましょう
地域連携講座,村上市生涯教育センター,村上, 2016年6月

・宮岡里美
食生活と健康の基礎知識
(社福法人)中蒲原福祉会職員研修会,新潟,2016年4月

・宮岡里美
誤嚥性肺炎について
平成25年度新潟県「言語聴覚の日」市民公開講座,長岡, 2013年9月29日

・宮岡里美
認知症の誤嚥・窒息事故の予防と対策‐認知症高齢者への関わり方‐
(福)魚沼福祉会 介護職員研修会,魚沼, 2012年10月19日

・宮岡里美
嚥下障害の人によく見られる症状 ~原因と対処法及び訓練法~
(医)青松会病院職員全体研修会,新潟(松浜病院), 2011年11月17日

・宮岡里美
誤嚥、窒息事故の予防と対策
(株)中国電力鳥取営業所 障害者・認知症者に対応する嚥下勉強会,倉吉, 2011年9月6日

・宮岡里美
認知症の誤嚥・窒息事故の予防と対策:食環境・姿勢・食具・食事介助法etc.
(社)新潟県老人福祉施設協議会栄養・調理職員研究部会研修会,新潟, 2011年8月1日

・宮岡里美
ことばのしくみとその障害
新潟県立村上特別支援学校教職員全体研修会,村上, 2011年7月28日

・宮岡里美
摂食・嚥下障害の基礎知識
岩船郡村上市民営福祉会介護研修会,村上(商工会議所), 2011年7月22日

・宮岡里美
誤嚥・窒息に関するアセスメンシートの導入に向けて
(医)青松会 病院職員全体研修会,新潟(松浜病院), 2011年7月20日

・宮岡里美
現代女性の幸せとは? ~「江」より
村上ロータリークラブ定例会スピーチ,村上, 2011年5月19日

・宮岡里美
精神科における摂食・嚥下障害の特徴とその対応
(医)青松会 病院職員全体研修会,新潟(松浜病院), 2010年1月20日

・宮岡里美
窒息事故の予防と対策
(医)青松会 病院職員全体研修会,新潟(松浜病院), 2009年9月16日

・宮岡里美
介護予防はお口から
山形県失語症友の会 研修講演会,鶴岡, 2008年6月7日

・宮岡里美
介護予防と「食べる」リハビリテーション
新潟リハビリテーション大学院大学 市民公開講座,村上, 2008年1月12日

・宮岡里美
認知症予防と口腔ケア及び嚥下障害について
(福)よつばの里 合同定期総会・記念講演会,鶴岡, 2007年5月27日

・宮岡里美
介護予防はお口から
新潟県介護福祉会 介護福祉士研修会,長岡, 2007年3月10日

・宮岡里美
摂食・嚥下のメカニズムとその障害への対応~おいしい食事から介護予防を~
新潟県地域長岡地域振興局健康福祉環境部 中越地域歯科保健研修会, 長岡, 2006年11月1日

・宮岡里美
嚥下のしくみと健康~安全に美味しく楽しく食べましょう
(医)至誠会 市民公開講座「笑顔とのんきの介護教室」, 長岡, 2006年9月16日

・宮岡里美
心に寄り添う食支援
伊予医師会・伊予歯科医師会 第9回「お口から食べたい」研修会, 松山, 2005年12月4日

・宮岡里美
摂食・嚥下障害への食支援 -ハウ・ツーと限界の受容-
日本摂食嚥下リハビリテーション学会 技術セミナー応用編, 新潟, 2005年9月11日

・宮岡里美
食べるためのリハビリテーションの実際
厚生労働科学研究・長寿科学総合研究事業研究班「健やかなお口と食から考える介護予防」研究事業成果報告, 新潟, 2005年9月10日

・宮岡里美
お口から食べて元気になりましょう
口腔関連症状群研究会, 東京, 2005年6月5日

・宮岡里美
摂食・嚥下障害とその障害への対応
新潟県上越健康福祉環境事務所地域歯科保健活動の推進研修, 上越, 2005年3月26日

・宮岡里美
話す機能と食べる機能: その障害へのアプローチ法
新潟市保健所 訪問口腔衛生指導者研修, 新潟, 2004年3月15日

・宮岡 里美
摂食・嚥下のメカニズムと安全な食事介助法
新潟県健康増進課 歯科技術職員研修, 新潟, 2004年2月3日

3)新聞掲載等
・宮岡里美, 村上新聞教授ブログ, 「口は幸せの入り口」, 2017年1月22日
・宮岡里美, 村上新聞教授ブログ, 「申は去る:立ち止まらず行動を」, 2016年1月24日
・宮岡里美, 村上新聞教授ブログ,「罰で人は強く生きていけるのか?」, 2013年3月24日
・宮岡里美, 村上新聞教授ブログ,「現代女性の幸せとは?」, 2011年4月24日
・宮岡里美, 村上新聞, 「村上茶でインフルエンザ予防を」, 2010年1月1日

4)公的機関の審議委員、委員会等の委員等
・日本学術振興会 科学研究費委員会専門委員(2014年12月- 2016年11月 )

研究論文

1)原著
Miyaoka S and Miyaoka Y
Influence of Breathing and Chewing on Timing of Flavor Detection
Journal of Behavioral and Brain Science, 7(1) : 1-8, 2017.

Miyaoka S and Miyaoka Y
Test-Retest Reliability of Detecyion Time Data Measured Using a Masseter Electromyogram in Healthy Young Adults: Preliminary Analysis of Data
J. Perceptual and Motor Skills, 1-9, 2016.

宮岡里美、宮岡洋三
果汁風味の検出時点と呼吸位相との関係
日本味と匂学会誌22(3), 351-352, 2015.

宮岡里美、伊藤直子、山﨑貴子、他
咬筋表面筋電図を用いたグミ果汁の風味検出時間
日本味と匂学会誌 21(3), 345-346, 2014.

S. Miyaoka, T. Yamazaki, N. Ito, and Y. Miyaoka
Factors Determining the Detection Time to Flavor in Healthy Adults
Journal of Behavioral and Brain Science 4(3), 114-119, 2014.

Miyaoka S and Miyaoka Y
An Electromyography-based System for Measuring
Journal of Behavioral and Brain Science 3(8), 581-583, 2013.

・Y. Miyaoka, I. Ashida, S. Kawakami, Y. Tamaki, and S. Miyaoka
Generalization of the bolus volume effect on piezoelectric sensor signals during pharyngeal swallowing in normal subjects
Journal of Oral Biosciences 53(1), 65-71, 2011.

・Y. Miyaoka, I. Ashida, S. Kawakami, Y. Tamaki, and S. Miyaoka
Activity patterns of the suprahyoid muscles during swallowing of different fluid volumes
Journal of Oral Rehabilitation 37(8), 575-582, 2010.

・I. Ashida, S. Miyaoka, and Y. Miyaoka
Comparison of video-movie-recorded laryngeal movements during swallowing by normal young men with piezoelectric sensor and electromyographic signals
Journal of Medical Engineering and Technology 33(6), 496-501, 2009.

S. Miyaoka, I. Ashida, Y. Miyaoka, and Y. Yamada
Constancy of head turning recorded in healthy young humans
Annals of Biomedical Engineering 37(2), 428-436, 2009.

・Y. Miyaoka, I. Ashida, S. Kawakami, and S. Miyaoka
Applicability of piezoelectric sensors for speech rehabilitation
Journal of Medical Engineering and Technology 33(4), 328-333, 2009.

S. Miyaoka, I. Ashida, and Y. Miyaoka
Oral perception of bouls in healthy young women
Perceptual and Motor Skills 106(3), 870-880, 2008.

・Y. Miyaoka, I. Ashida, S. Kawakami, S. Miyaoka, A. Igarashi, and Y. Yamada
Aging-related influences on activity patterns in the suprahyoid muscles during swallowing: preliminary analysis
Journal of Sensory Studies 22(4), 394-402, 2007.

・Y. Miyaoka, I. Ashida, S.Kawakami, and S. Miyaoka
Differentiation of suprahyoid activity patterns during swallowing of umami tasting foods
Journal of Sensory Studies 21(6), 572-583, 2006.

S. Miyaoka, H. Hirano, I. Ashida, Y. Miyaoka, and Y.Yamada
Analysis of head movements coupled with trunk drift in healthy subjects
Journal of Medical & Biological Engineering & Computing 43(3), 395-402, 2005.

S. Miyaoka, H. Hirano, Y. Miyaoka, and Y. Yamada
Head movement associated with performance of mandibular tasks
Journal of Oral Rehabilitation 31(9), 843-850, 2004.

宮岡里美
頭部の課題運動に関する動的測定およびその評価法
新潟大学博士学位論文 51, 120-122, 2002.

宮岡里美、宮岡洋三、山田好秋
食塊量の増減に伴う嚥下感覚の変化
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会誌 5(1), 25-31, 2001.

・宮岡洋三、宮岡里美、山田好秋
口腔内食塊の重量/容量に関する感覚評価-水を用いた実験
日本官能評価学会誌 5(1), 36-41, 2001.

・宮岡洋三、小池由紀、宮岡里美
口腔の食塊容量に関する感覚と嚥下
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会誌 3(1), 3-9, 1999.

2)総説
宮岡里美
やってはいけない!認知症ケア「食事を食べてくれない」
認知症介護18(1), 25-34, 2017.

・宮岡 里美
介護職が行う摂食嚥下リハビリテーション
認知症介護16(1), 45-52, 2015.

・宮岡 里美
認知症の人への効果的な摂食・嚥下リハビリテーションと食事介助の進め方
認知症介護 14(1), 8-19, 2013.

・宮岡 里美
摂食・嚥下障害のある高齢者の観察とリハビリテーション
臨床老年看護17(5), 36-49, 2010.