新潟リハビリテーション大学
 
大学基準協会への報告書を作成しています

大学基準協会への報告書を作成しています

暑い日が続いています。熱中症と突然の豪雨にお気をつけ下さい。

 さて、本学は平成25年度に、大学認証評価機関である「大学基準協会」の大学評価を申請し、「適合」の認定を受けています。「適合」と認定された大学は、いっしょに付された「改善勧告」や「努力課題」について、その後の改善状況に関する報告書を、結果通知を受けてから3年後までに作成・提出することになっています。これは、同協会が大学の改善・向上のための支援を継続的に行うために実施しているとのことです。本学はこの7月末日に、改善報告書の提出締め切りを迎えるため、現在、報告書の作成が山場を迎えています。報告書のようなものは、一貫した内容を記述する必要があるので、数名で手分けして記述するよりは、ひとりの人が同一課題の記述に取り組んだ方が、スムーズです。もちろん、課題改善のためには、全教職員の協力なくしては不可能なことです。ですから、私自身、皆さんのこれまでの苦労と努力に感謝しながら、記述を進めています。

 改善報告書は、提出後、同協会の大学評価委員会の下に設けられた改善報告書検討分科会において、その改善状況が評価されます。評価の結果は、「改善報告書検討結果」としてとりまとめられ、さらに改善が必要であればその旨が指摘され、その場合は、次の大学評価(7年ごとの受審が求められています)の際にその改善状況の報告が必要になるとのことです。

 努力課題と改善勧告は定義が異なっており、前者は「大学としての要件は充たしているものの、理念・目的・教育目標の達成に向けた、一層の改善・改革の努力を促すために提示するもの。提言を受けた対応をとることが強く望まれるが、提言に対してどのように対応するかは原則として各大学の判断に委ねられる。ただし、その対応状況について報告が求められるもの。」後者は「法令違反など大学としての要件を充たしえていない、あるいは、改善・改革への取り組みが充分でないという事項に対し義務として改善を求めるもので、必ず改善・改革に取り組むとともに、その結果を報告することが求められるもの。」とのことです。(『大学評価ハンドブック 申請大学用・評価者用』81 頁 より)

 本学は、上記の定義で、より軽い方の「努力課題」のみが付されており、これまで改善に向けて絶え間ない努力を続けてきているため、課題はクリアしつつあります。