平成28年度卒業証書・学位記授与式を挙行致しました

本日314日、村上市民ふれあいセンターにおいて、平成28年度卒業証書・学位記授与式を挙行致しました。式はスムーズに進行し、最後はダンスサークルによるサプライズ企画としてフラッシュモブも披露されました。その後、会場を移して、大学院の謝恩会、学部の謝恩会と続きました。晴れ着の卒業生たちの素敵な笑顔がとても印象的でした。

 以下に、学長告辞を記します。

 北国、村上にも暖かい陽射しが降り注ぎ、柔らかな風が流れ、生命の息吹を感じられる季節がやってきました。本日ここに多くの皆様のご臨席を賜り、平成28年度新潟リハビリテーション大学卒業式・学位記授与式を挙行できますことを大変うれしく思います。学部卒業生の皆さん、大学院修了生の皆さん、ご卒業・修了、誠におめでとうございます。

 卒業生、修了生の皆さん、本学で過ごした思い出の日々を振り返ってみてください。講義や試験のこと、臨床実習のこと、卒業研究や修士研究のこと、大学や地域の行事に参加したこと、サークル活動のこと、そして、この村上の地で巡り会った友だちと過ごした、かけがえのない青春の日々。すべてが大切な経験であり、これからの人生の糧になることと思います。

 これからの皆さんは、新しい希望を胸に、それぞれ医療のプロの道へと進んでいきます。新たな道へ歩んでいけるのは、保護者の方々をはじめ、諸先生方や事務局の方々などの大学スタッフ、臨床実習先でご指導を頂いた先生方や患者さま、さらには地域の方々など、皆さんに関わったすべての人たちから温かい愛情や限りないお力添えをいただいたお陰だということをどうか忘れないでください。そして、皆さん自身も、これまで絶え間ない努力をされてきました。自分自身の努力に対しても誇りと自信を持ってください。それと同時に、社会から期待される役割を自覚して、常に未来へ向かって挑戦を続けてください。皆さんが社会に出て示す行動は、新潟リハビリテーション大学の卒業生のふるまいとして認識され、皆さんの後に続く後輩たちの指針ともなっていきます。

 さて、本学は、平成19年度に新潟リハビリテーション大学院大学として立ち上がったのち、平成22年度に医療学部を増設して新潟リハビリテーション大学という現在の姿になりました。平成22年度当初の医療学部はリハビリテーション学科の中に理学療法学専攻と言語聴覚学専攻の2専攻のみが存在しました。その3年後の平成25年度に作業療法学専攻を、そして今年度からリハビリテーション心理学専攻を開設し、全部で4専攻となりました。

少し遅れて立ち上がった作業療法学専攻の卒業生を輩出するのは、今年度がはじめてということになります。また、大学院修士課程でも平成19年度当初は、リハビリテーション研究科リハビリテーション医療学専攻の中に、摂食・嚥下障害コースと高次脳機能障害コースの2コースのみを設置していましたが、平成26年度に運動機能科学コースを、そして、今年度は東京にサテライトキャンパスを設けることができ、全国各地から社会人が入学し学んでいます。さらに大学院村上本校では、来年度から、医療学部での心理学の学びを発展させ究める履修コースとして、心の健康科学コースを開設いたします。

 今後も時代のニーズに応え、地域の方々に必要とされ、研究に裏打ちされた教育機関となるよう、さらなる改革や改編を進めて参ります。大学をとりまく地域社会や産業界との連携も強化していきたいと考えております。そのためには、卒業生の皆さんにも協力していただき、皆さんといっしょに歩んでいく大学でなくてはなりません。今後とも新潟リハビリテーション大学に対して強い思いを持ち続けていただきたく、お願い申し上げます。

今年度から、同窓会の組織も本格的な活動を始めました。これからは、大学と卒業生の皆さんとの連携が、より密になっていくことが期待されます。このような流れもあり、卒業生の皆さんには、今後は様々な場面で、本学を作り上げていく側になっていただきたいと願います。皆さんのフレッシュで柔軟な考えや、これから体得するさまざまな知見は、本学をよりよく発展させていくための大切な資源となります。卒業生にしかできないこともあるでしょう。是非、協力して下さい。

 ところで、皆さんが、これから経験する社会は、さまざまな背景を持つ人々が暮らす、多様化した社会であり、かつ、未来の予測がつきにくい社会でもあります。大学で学んだ理論が、実践の場では、そのまま当てはまらないということもあるでしょう。そういう時のひとつの解決策として、ものごとを別の側面や違った立場から考えてみてください。本学で学んだことを基礎として、多様な見方をすることで、これからの不確実な社会にもうまく対応していくことができるはずです。そうあることを願っています。 しかし、難しい課題に突き当たって、どうしても解決方法がわからなくなったら、そのときは再び本学を頼ってきて欲しいと思います。また、挑戦すべき課題が見つからず、どうしたらよいかわからない場合には、もういちど初心に帰ってみてください。知らないこと、わからないことに気がついた時、そこからまた新たな学びが始まります。

 最後になりましたが、卒業・修了する皆さんが、今後、大きく飛躍し、多方面で活躍されることを心より祈念し、私の告辞といたします。本日は卒業・修了おめでとうございます。

 平成29314日  新潟リハビリテーション大学長 山村 千絵