新潟リハビリテーション大学
 
新発田中央高等学校と「高大連携事業に関する協定」調印式を行いました

新発田中央高等学校と「高大連携事業に関する協定」調印式を行いました

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本日7月22日(金)、本学サロン教室において、新発田中央高等学校と新潟リハビリテーション大学との「高大連携事業に関する協定」締結のための調印式を執り行いました。写真は協定書と覚書です。

以下に、調印式での学長挨拶文を掲載いたします。

本日、新発田中央高等学校と新潟リハビリテーション大学との「高大連携事業に関する協定」を締結できましたことを、大変うれしく思います。協定を結ぶに当たりまして、迅速かつ丁寧に折衝を積み重ねてこられた新発田中央高等学校のご担当者の方々ならびに本学の関係者各位に心からお礼を申し上げます。

中央教育審議会は、平成26年12月に「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」という答申を出しました。これを踏まえ文部科学省は、平成27年1月に、高大接続改革を着実に実行する観点から、今後取り組むべき重点施策とスケジュールを明示した、いわゆる「高大接続改革実行プラン」を策定いたしました。さらに、平成28年3月には、高大接続システム改革会議の最終報告が示され、今まさしく高等学校と大学とが、次代を担う人材の育成に協働で取り組むことが喫緊の課題となっています。

こうした背景の中、まずは、近隣の高等学校と一層の関係強化を図り、相互に協力して、地域の発展に貢献できる人材を育成したいと考え、このたび、新発田中央高等学校と高大連携事業に関する協定締結を合意するに至りました。新発田中央高等学校は今年創立百周年を迎える伝統ある学校です。高等学校関係者の方々が、これまで蓄積されてこられた叡知を頂きながら、本学もその一翼をしっかりと担うことができますよう、務めてまいりたいと思います。

本学には、これまで、新発田中央高等学校の生徒さんから、数多くご入学いただいています。これまでに築いてきた相互の信頼関係に基づき、双方の教育についての交流・連携をさらに深めることによって、高校生の視野を広げ、進路に対する意識や学習意欲を高めるとともに、大学教育の内容や、求められる学生像への理解を深め、かつ双方の教育活動が活性化することを期待しています。

最後になりましたが、今後も、本学は、”地域に根差した大学”をめざして、教育研究面で地域に一層の貢献ができるように務めてまいります。ますますのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成28年7月22日  新潟リハビリテーション大学   学長 山村 千絵