この頃の夕方~宵の風景

5月も末日となり、この頃は随分と日が長くなりました。夕日を眺めることができるチャンスも増えてきました。日本海に沈む美しい夕日は、当地の自慢の一つです。

先週金曜日は、今年度本学に入職した3名の教職員の歓迎会が、海沿いに建つ温泉旅館の広間でありました。会場に着いた頃は、まさしく夕日が沈もうとしている時間帯でした。あっという間に沈んでしまうのを追いかけようと、急いでカメラを取り出したものの、窓越しに撮った風景には、蛍光灯の光が映り込むわ、夕日は遠くて小さいやら、失敗作でした。本当は、素晴らしい眺めなのです! 季節によって夕日が沈む位置は変わるのですが、今は北よりの粟島方面に沈むように見えます。

次は音の風景。帰路で利用しているJR坂町駅では、ホームで電車を待っている間、毎日必ず、キジの雄の元気の良い「ケーン、ケーン」という鳴き声が聞こえてきます。姿は見えないのですが、きっとそう遠くないところにいるのでしょう。今はちょうど繁殖期に当たるということですが、そのせいか、声の力強さは相当のものです。キジは日本の国鳥であり、村上市の推奨する鳥でもあります。

最後にもうひとつ。随分前から宵の空を見上げると、西の方向に宵の明星が輝いています。毎日微妙に位置は変わっているようですが、しばらくの間は、ほぼ同じ方向で楽しめるようです。他の星と違って非常に明るいのでたやすく見つかり、一度見ると毎日くせになって空を見上げてしまいます。

タケノコをソフトスチーム加工で軟らかく!

咀嚼力の衰えた高齢者向け食材をソフトスチーム加工で調製する研究を実施している中で、新しい食材“タケノコ”にチャレンジしてみました。皮付きのまま一本丸ごと、あく抜きもせずに加工したものを、事務職員の皆といっしょに試食してみたところ、「軟らかくておいしい」「タケノコの風味が強い」「あく抜きしていないのに、えぐみが少ない」などと大評判でした。試食するまでは、ちょっと失敗かな?と思って、タケノコは、やめようと思っていたのですが… 予想外に好評でした。これは、いけるかもしれない… さらに進めていきます。

私立大学戦略的研究基盤形成支援事業の研究成果報告書冊子体もうすぐ完成予定です

4月・5月は、これまで実施してきたことの報告書とこれから実施することの申請書等の書類作成が重なる時期です。それらに関連したさまざまな原稿の締め切り等が、連日のようにどっと押し寄せてきているのですが、逆に面倒なもの(?)がひとつずつ片付いていく過程は、心地よく感じます。

さて、3年間実施してきた私立大学戦略的研究基盤形成支援事業「地域高齢者の日常生活機能を向上させるプロジェクト」の研究成果報告書冊子体の原稿が、関係者の皆様の協力を得て今朝までに仕上がり、ようやく製本印刷に回すことができました。今月末の文科省への提出締め切りまでには、間に合って納品される予定です。

その中で冒頭に掲げた私の「はじがき」を、一部抜粋して以下に掲げます。なお、報告書全文についても、後日、本学ホームページ上の特設サイトに掲げる予定です。以下、はしがきの一部抜粋。

本プロジェクトでは、急速に高齢化が進む新潟県北地域の高齢者を対象に、日常生活機能の向上および機能障害の予防を目的に組み立てたオリジナルの訓練プログラムを、テーマ1:「摂食嚥下機能の向上」では「食べる力をつける教室」の中で、テーマ2:「身体機能と認知機能の向上」では「転倒予防教室(本学と関川村の2ヶ所で実施、それぞれ「転ばぬ筋力アップ教室」、「健脚・健脳うんどう日」)」の中で継続的に実施して参りました。そして、プログラム実施前後の機能評価を比較することで、プログラムの有用性を検証いたしました。本プロジェクトによる検証結果をふまえ、地域の高齢者の皆さまには今後も継続して、それぞれのプログラムを改善しつつ提供していく所存でございます。高齢者医療・福祉の活性化を望む、本地域の皆さまのご要望には、引き続き、お応えできるよう、また、地域の課題解決に繋がっていくよう努めて参ります。本プロジェクトの実施により、地域高齢者の皆さまの健康が、より多くの側面から維持・向上したことを確認できました。今後もその良い状態を長く保つことができるよう、大学としてのサポート体制を、しっかりと整えていきます。

地域の皆さまを対象に開講してきた上記の「食べる力をつける教室」と「転倒予防教室」では、本学医療学部の学生達も、機能測定等を実施するスタッフとして運営に参加してくれました。学生達にとっても地域住民と共に学ぶことができ、将来医療人として活動していくための基本姿勢を学ぶことに繋がったと思います。

また、教室の開講に当たっては、新潟県村上地域老人クラブ連合会の関係者の皆さま、そして新潟県岩船郡関川村役場・地域包括支援センターの関係者の皆さまには大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げると共に、今後もご協力よろしくお願い申し上げます。

食べる力をつける教室は、すでに大学ブログhttp://nur.ac.jp/blog/seminar/2227/でも記事掲載がある通り、今年度の教室が今週水曜日から始まっています(写真は教室開始前に参加者の方たちからアンケートを記入いただいている場面です)。今後もよろしくお願いいたします。

平成30年度教育改革推進のための学長裁量経費による研究助成採択課題を決定しました

本学では、教育改革推進のための学長裁量経費による研究助成(公募)を、平成27年度から実施しています。毎年テーマを決めて学内の教職員に募集をかけています。

平成30年度の事業については、次の3つのテーマのうち、いずれかを目的として実施する教育改革を申請の対象としていました。

テーマ1「本学の教育活動をより活性化させるための教育改革」

テーマ2「本学ならではの特徴ある教育活動を展開させるための教育改革」

テーマ3「産学連携教育プログラムを展開させるための教育改革」

4月末に応募を締め切りましたが、過去最大数の応募がありました。教職員の皆さまには関心を持って応募頂きありがとうございました。

各応募課題は、学長及び副学長(教育・研究担当)が審査委員となって、採択基準に基づき、5つの評価項目において点数をつけました。その結果、下記の3課題を採択いたしました。評価結果の詳細等につきましては、本日5月7日の教授会(学内専任教員全員参加)において報告いたしました。あわせて採択課題について、各課題の代表者等より簡単に説明していただきました。

以下、採択課題

「3つの作業を徹底した国家試験対策プロジェクトの試み 松林義人 他4名」

「入学生の学習技能の育成と診断的評価の準備 阿久津洋巳 他3名」

「本学における退学要因および対応策の提案 北村拓也 他6名」

いずれも素晴らしい内容の計画でありました。1年後の成果が楽しみです。

また、教授会後のFD研修会では、昨年度採択され1年間研究を実施してきた以下の課題の成果報告がありました。

「カードゲームを利用して学ぶ専門用語 大平芳則 他1名」

学生の学習意欲が高まり楽しみながら取り組める内容に仕上がっていました。今後の活用と発展を期待しています。

大学構内はカラフルな花々で彩られています

桜が散り、チューリップもいいところ見頃を終えましたが、この季節は新緑が目に鮮やかです。そして、大学構内は、カラフルな花々で彩られ、1年の中でも美しい時期を迎えています。自生している草木花や花壇に植えられている花々(写真左)のほか、E棟の入り口周辺では、プランターに植えられたかわいらしい花々が目を引きます(写真右)。これらは、医療学部作業療法学専攻の学生達が、実習の一環として先日、手植えをしたものです。白と黒が中心だった冬の世界から、どんどんと鮮やかな色合いが増していくこの季節は、心もウキウキしてきます。

連休後半も残りあと2日になりました。

村上市制施行10周年記念式典に出席してきました

4月28日(土)、村上市より招待をいただいていた「村上市制施行10周年記念式典」に出席してきました。当日配られた「村上市10年の歩み 年表」には、平成22年の出来事として、本学の開学についての記載もありました(写真)。

式典の日程は、本学のオープンキャンパスと重なったため、午前中は村上市民ふれあいセンターでの式典に出席し、お昼過ぎに大学に戻り、オープンキャンパスに加わりました。オープンキャンパスの様子については、大学ブログで報告がありますので、そちらをご覧ください。http://nur.ac.jp/blog/opencampus/2167/

記念式典では、高橋邦芳村上市長の式辞、三田敏秋村上市議会議長のあいさつに続き、8名のご来賓からご挨拶をいただきました。その後、これまでの10年を振り返り、合併時に貢献いただいた方々に感謝の意を表するとともに、更なる発展を願って合併功労表彰が行われました。続いて、来年度統合により閉校となる小学校4校の児童代表から、「未来に向けた夢」と題した発表がありました。少子化とはいえ、4校も廃校になるとは、ちょっとショックでしたが、子供たちは皆、逞しく、明るく力強く未来への夢を堂々と発表してくれました。

最後に、平野歩夢選手へ、第1号となる村上市市民栄誉賞の贈呈が行われました。平野選手は、ご存知の通り、第22回オリンピック冬季競技大会(2014/ソチ)スノーボード男子ハーフパイプ競技において、わが国最年少で銀メダルを獲得したことに続き、第23回オリンピック冬季競技大会(2018/平昌)スノーボード男子ハーフパイプ競技で2大会連続の銀メダルを獲得した、すばらしい功績があります。テレビや新聞等では、「平野選手への村上市民栄誉賞贈呈」の部分のみがクローズアップされて報道されていましたが、式典の中では、ほんの一瞬、最後のひとコマでした。とはいえ、一般の式典参加者の関心ごとはやはり、平野選手。彼を目当てに、朝早くから会場の入り口に行列ができていたとか…

村上市市民栄誉賞は、特に顕著な功績により、市の誇りとして広く市民に敬愛され、社会に明るい希望と活力を与えた方を表彰してその栄誉をたたえる賞とのこと(村上市ホームページより)。表彰状および盾が授与されるとのことでしたが、盾は村上木彫堆朱のものを準備中らしく、表彰式には間に合わなかったようで、残念でした。

今後も村上市のさらなる発展を祈念するとともに、本学も市との連携をさらに強めていきたいと考えています。