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大学院

高次脳機能障害コース

脳血管障害やその他の疾患により、記憶・注意・遂行機能障害など、いわゆる高次脳機能障害に苦しむ人たちやその家族が年々増加し、社会問題となっています。
本コースでは、これら疾患の病態の解明や、その評価・治療法を研究することを目的としています。
ひとつの研究が人々の生活を大きく変える可能性を秘めています。


平成28年4月より、日本で唯一、言語臨床における“全体構造法(JIST)”を学びながら修士の学位を取得できる履修コース「高次脳機能障害コース」を、東京地区のサテライトキャンパスにおいて開設しています。

高次脳機能障害コースでは、全体構造法のみならず、高次脳機能障害およびそのリハビリテーションはもちろん、選択することで他コース(摂食・嚥下障害コース、運動機能科学コース、心の健康科学コース)の科目についても、体系的に学ぶことができます。院生は、臨床等の日々の業務を続けながら、夜間や週末を利用して講義(対面・Web・E-learning)や研究指導を受け、学位取得をめざします。修士論文研究については、村上本校で中間発表や最終発表のプレゼンテーションの機会があり、本校の教員からも指導が受けられます。研究遂行に必要なオンラインジャーナルの閲覧も、本校学生と同条件で利用できます。

なお、サテライトキャンパスでの履修は、臨床や学校教育等に携わっている社会人のみを対象としています。東京近郊のみならず、遠方からの入学者もいます。詳細については、村上キャンパスまでお問い合わせください。

養成する人材像

高次脳機能障害コース主として高次脳機能障害を持つ患者に対して

  1. 臨床現場で適切な評価やリハビリテーションを行い心理的サポートも十分に考慮できる、より高度な医療従事者。
  2. 機能改善のためのアプローチや代替コミュニケーションなど良好な人間関係の修復などに関する開発や教育に携わる教育・研究者。

 


教育スケジュール

修了要件単位数
必修単位(摂食・嚥下障害コースと高次脳機能障害コースで19単位、運動機能科学コースで18単位、心の健康科学コースで14単位。ただし、必修単位には研究指導による4単位を含めない)を含む30単位以上の修得。
他に修士論文の審査(論文審査、発表審査)および最終試験に合格することが必要です。

1年次 1~2年次 2年次
前期 後期 通年 前期
必修
  • 医療倫理
  • 研究方法論
  • 摂食・嚥下障害学総論
  • 高次脳機能障害学総論Ⅰ(基礎)
  • 高次脳機能障害学総論Ⅱ(応用)
  • 発達神経心理学
  • 前頭葉機能・右半球障害
  • 運動機能科学総論
  • 心の健康科学総論
  • 注意・記憶・行為・遂行機能障害
  • 視覚機能障害
  • 発達障害
  • 失語・失読・失書
研究
指導
  • 高次脳機能障害評価学Ⅱ (画像・脳波)
  • 高次脳機能障害評価学Ⅲ (神経心理)
  • 認知科学・認知機能障害
  • 高次脳機能障害ケーススタディ・研究方法論
選択
  • リハビリテーション医学総論Ⅰ (内科・神経内科)
  • リハビリテーション医学総論Ⅱ (外科・整形外科)
  • 精神医学
  • 公衆衛生学総論
  • 神経解剖学
  • 臨床解剖学
  • 神経心理学
  • リハビリテーション臨床学
  • 看護・介護論
  • リスク管理学
  • 職場マネージメント
  • 教授法
  • 摂食・嚥下発達障害学
  • 摂食・嚥下訓練・治療法 (基礎)
  • 摂食・嚥下訓練・治療法 (臨床)
  • 口腔介護
  • 高次脳機能障害評価学Ⅰ (コンピュータ評価技法)
  • 地域・老年期リハビリテーション論
  • 生活機能障害作業療法学
  • 精神・認知機能障害作業療法学
  • 中枢神経疾患治療技法
  • 運動発達障害特論
  • アイデンティティ形成とリハビリテーション心理学
  • キャリア形成とリハビリテーション心理学
  • 精神機能と生活障害のリハビリテーション心理学Ⅰ (臨床)
  • 精神機能と生活障害のリハビリテーション心理学Ⅱ (国際)
  • 疾病との共生とリハビリテーション心理学
  • 摂食・嚥下食品・栄養学
  • 高齢期とリハビリテーション心理学
  • 心理アセスメント特論
  • サイコセラピー特論
  • アートセラピー特論
  • 支援コミュニケーション特論

大学院修了生の修士論文題目