転ばぬ筋力アップ教室 第一回開催!!

昨年度に引き続き、村上市部老人クラブ連合会と連携し、転倒予防を目的とした「転ばぬ筋力アップ教室」が開催されました。

今年は、37名の地域の皆様に参加していただきました。初回の今日は体力測定を、昨年に引き続き理学療法学専攻の松林義人先生を中心に、在学生の協力を得て行われました。体力測定内容は健康な高齢者を対象に[握力測定]・[閉眼での片脚立ち]・[膝を伸ばす力の測定]・[5m歩行所要時間]・[立ち上り、3m先まで行って折り返し、椅子に座るまでの時間(Timed up & go)]・[前方リーチテスト(Functional Reach)] の計6種類の測定が行われました。
参加された皆様は熱心に取り組んでいたので、いい記録が出せたのではないでしょうか。

 

参加者の方からお話を伺ったところ、昨年度から継続して参加している方が多く、検査終了後には昨年度の結果を持ち寄り、変化をみたり、学生スタッフと会話をしたりと楽しい時間を過ごしていました。

梅雨の季節にはまだ早いですが、室内でできるトレーニングを覚えてみてはいかがでしょうか。
次回は室内で行える筋力アップトレーニングを予定しています。室内トレーニングで日常生活機能を向上させていきましょう。

 

今後の予定では7月31日までに2種類のトレーニングを予定しています。
①転倒予防のためのトレーニング :4回 実施
②認知症予防のためのトレーニング:4回 実施
3か月間という長い期間ですが体調を崩さないようご参加ください。 次回の開催は5月22日月曜日です。
「転ばぬ筋力アップ教室」に参加された、皆さまの健康が続きますように祈っています。

 

 

ケーキ・米粉パン販売始めました。

本日、12:30より食堂にてケーキ・米粉パン販売が行われました。

 

ロイヤル胎内パークホテルの米粉ベーカリーの提供で、ケーキ2個150円 パン全種類150円の値段で販売しています。 
米粉ベーカリーのオリジナル米粉パンです。
多くのパン好きの方から大変好評の商品なのだそうです。

 

月2回程度のペースで販売する予定となっています。
米粉パンは開始30分で売り切れる人気商品なので、購入希望の方は早めにお並びください。

次回の販売は5月25日の予定です。

皆さん、次回のご購入もよろしくお願いします。

 

 

 

車椅子バスケの実技演習

本日、1年生対象に保健体育の講義で車椅子バスケの実技が行われました。

それに伴い、車椅子バスケ選手の新潟WBC所属2名を講師として特別講義を行っていただきました。

車椅子バスケの実践に入る前に、一般の車椅子と競技用車椅子の形や性能の違い・車椅子の乗り降り動作等を教えていただきました。また、床で移動するときにお尻を上げる理由や車いすの動作等の動画を使い分かりやすく教えて頂きました。ちなみに、お尻を浮かせて移動する理由は褥瘡予防や床擦れという皮膚へのダメージを軽減するために行っている動作だそうです。その後、車椅子バスケのルール説明が行われました。出場選手には点数がつけられており、点数は運動範囲の広さや障害の程度を評価し分けられます。選手には1.0点~4.5点までの点数がつけられており、車椅子バスケのコート上には5名の合計得点が14点以内に編成することが決められているそうです。

 

車椅子バスケの体験では、車椅子に乗ったままのシュートやドリブルシュート等の体験をしていました。座ったままのシュートはゴールまで届かないようでかなり苦戦していました。学生同士での車椅子バスケの試合を行ったところ、なかなかシュートが決まらない展開が続き、シュートが決まりそうになると歓声が上がるなど白熱した試合が行われていました。最後の試合ではエキシビジョンマッチを行い、学生10人チームと講師2人とゼミボランティア1人の3人チームで試合を行いました。試合結果は講師チームの圧勝でしたが、学生たちは身近でプロの技術を見ることで驚きや凄さを実際に感じられるいい機会になったのではないのでしょうか。

 

医療系の勉強をしている学生にとっては、車椅子との関わり合いなどを学ぶことで非常に大きな刺激になったと思います。
学生の皆さんは将来、車椅子走行を教える立場になるので、現場に出て指導する際に教えやすいように注意点などを実技で教えていただきました。今回、講師の方々が伝えたかったことを少しでも学生たちが理解して、今後動作の基礎となるように生かしてもらえたらと思います。
今回講師をして頂いた、新潟WBC キャプテン松永 哲一さん 副キャプテン小野塚 恵さんありがとうございました。5月17日の講義もよろしくお願いいたします。

 

学生からのコメント
・今回ゼミの一環で参加させてもらって、脊髄損傷の方と実際に話す機会が出来て非常にためになりました。講義などではイメージしにくいことが有ったので、実際にどこまで動けるのかを見て知ることができ、実践ならではの知識を付けることができました。今後もこのような体験を積極的に参加していきたいです。
理学療法学専攻4年生

・実際に車椅子バスケをしている姿を初めて見ることができました。自分たちのスピードやテクニックが選手たちとの違いを実際に試合で見て感じることが出来ました。自身の車イス生活ということに対して前向きに行動していることやバスケのプレーもかっこよかったです。
作業療法学専攻1年生

・今回初めて車椅子バスケを体験して、本当に楽しかったです。初めは、車椅子を動かすのがやっとで後ろ向きに走行したり、スピンしたりと大変でした。さらにボールを使うことで車椅子の運転技術とボールをコントロールすることが難しかったです。実際に試合形式でする車椅子バスケは難しかったけど、体験しているうちに楽しさに変わっていき、もっと車椅子バスケをやってみたいと思いました。
理学療法学専攻1年生