高齢者の体力チェック事業に参加させていただきました!

626()にパルパーク神林で開催された地域高齢者体力チェックに,PT専攻学生がサポーターとして参加させていただきました.
高齢者の方々が,様々な用具を用いた「レク式体力チェック」に挑戦,学生は計測の補助を行いました.以下,その感想です.

         

今まで経験した計測補助では,参加してくださる高齢者の方が様々な動作を行い、自分はそれを計測するという方法でした。しかし、今回は高齢者同士が数人のグループを作りお互いに計測し合うという方法でした。そして、計測を始めていくと「違う、そういうやり方じゃない」「もう一度やらせてくれ」「○○さんもっと頑張って」とお互いに励まし合う言葉が聞こえてきました。笑顔でとても楽しそうに活動していた方もいらっしゃいました。
お互いに計測し合うことで「皆でやろう」という意識が強くなり、その結果、積極的に楽しく活動することが出来たのだと思います。
とても貴重な経験をさせてもらえたと思います。ありがとうございました。 

私は今回の高齢者事業に参加して、年を重ねていくことをマイナスに考えるのではなく、もっと元気でいたい、あるいは身体を動かしたいという気持ちが伝わってきたと感じました。それを見て私も、何かあったらいい方向に考えていきたいと思いました。

今回レクリエーション式体力テストということで、通常の体力テストより高齢者の方が楽しみながら参加していると感じました。このような活動は楽しくないと参加する方が減っていくと思うので、計測だけではなく最後に行われたゲームがとてもいいと思いました。将来このような場があれば、参加者を楽しませることを意識しなくてはいけないと思いました。 

体力テストの内容がレク式で、説明を受けている際になるほどな…と感心しました。いつでもできて継続する事が大切という事もあり、体力テストに使用する物やスペースの面で、家でも出来るものが多く、楽に継続できる工夫がされていました。

 また、自立するのも大切という事で、31組で行う点も工夫されていて勉強になりました。

地域の皆様に支えられて学生は成長しています.将来は皆さんを支える側になれるよう,たくさんの経験を積もうと奮闘している学生たちを,これからも暖かく見守っていただきたいと思います.

理学療法学専攻教員 粟生田博子

採れたて!採れたて!~“リハ大 庭レポ”

祝、初めての収穫です!

駐輪場横の畑(通称:田中ガーデン)から、初物の野菜が採れました。

きゅうり6本、ピーマン6個にナス1本。

   

収穫直後の田中先生。(お向かいの施設の方からは学生と思われているかも)

『畑作りに協力した学生は、ご飯持参で集合!』と召集がかかり、

翌日のお昼、田中先生が採れたて野菜のおかずを振る舞ってくださいました。

ちょちょいのちょいで4品のおかずが!さすが作業療法士!

      

こちらは、「ナスとピーマンの甘味噌炒め」

田中先生が病院勤務時代に、患者さんに教わった甘味噌レシピだそうです。

こうやって患者さんの得意なものを聴きだすことで、

「会話の糸口」「リハビリの糸口」を掴んでいくんだな~と

作業療法の入口を垣間見た気がしました。

   

今回集まったのは男子学生ばかり。手料理に飢えているのでしょうか。

パクパクとはしが止まらない様子で、

『あー、もうずっと食べていたい~』

『おまえは力士か!』

と愉快で美味しいランチとなりました。

次の機会が楽しみな“食レポ”…いや“リハ大 庭レポ”でした。

 

リハビリテーション心理学専攻助手 長谷川千種

 

運動会のお手伝い~新潟県立村上特別支援学校~

527()に新潟県立村上特別支援学校で開催された運動会に,学生がボランティアとして参加しました.今回は参加した12年生の感想(一部抜粋)です.

  

・今回特別支援学校運動会に参加してみて感じた事は、生徒さんの笑顔が素晴らしかったことです。またサポートに回っている先生方の素早い動きに圧倒されました。

・私たちが何気なく生活していることが当たり前ではないと感じました。

・運動会では、子どもたちがとても楽しんでいて活気が感じられました。

・生徒達は一生懸命に競技に取り組み頑張っていました。様々な状況でも一生懸命に取り組む大切さを感じました。

・生徒ひとりひとりが本当に楽しそうにしていて,競技ひとつひとつに先生と生徒の頑張ってきた結果を見ることができました。

・他学年の先輩と協力して活動することができたため、とても貴重な体験になりました。

・最初は特別支援学校の運動会と聞いて身構えていたけど、実際行ってみたら健常者と何も変わらずに楽しそうにやっていて,見ている私も楽しい気持ちになりました。

・これから実習などで障がいのある子どもと接することもあると思うので、この体験を生かしていければと思いました。・自分の小中学生時代の運動会を思い出しました.先生方は生徒さんをたくさん誉めていて,また喜ぶ生徒さんを見て,できたこと,達成したことを誉めるということはとても大切だと思いました.

・応援席で生徒さんと一緒に応援しました。生徒さんが一生懸命競技をしている姿や楽しそうに応援している姿を見て、すごく感動しました。

・今回の体験で普段はなかなか接することのない障がいを持つ子供たちと接することができ、理学療法士になるための貴重な経験になりました。

地域では様々な人々が生活しています.私たち自らがその生活の場に赴き,一緒に活動したり関わったりすることで気づくこと,教わることがたくさんあります.今回の経験は,学生にとって新鮮なものであったと同時に,支援する側の責任を感じたのではないかと思います.

今後,学生の活動は大学ブログを初めとして新潟日報による企画「地ラボにいがた」でも随時取り上げますので,そちらもぜひご覧ください.これからも学生の活動をぜひ応援してください!

                        理学療法学専攻 粟生田博子